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保育士に聞いてみた【年中編後編】『ステップアップ』をテーマに成長の姿を表現♪~集団を意識することで協調性が育ちました~

保育士という仕事の素晴らしさや魅力を、いろいろな方にお伝えしたい!!

そんな思いから、ふじおか幼稚園で働いている先生たちにインタビューしました♪

楽しい話や深い話、面白エピソードなど・・・。

日々、こどもと関わっている先生だからこそのお話をインタビュー形式で紹介します!

今回も前回に引き続き、年中組担任の船田先生・浦郷先生・中圓尾先生に発表会についてインタビューしました!

●発表会に向けての取り組み

毎日の取り組みの中でどんなところにこどもたちの成長を感じますか?

毎日、こどもたちは発表会に向けて練習をしています。
こどもたちに『練習するからホールに行くよ!!』って声をかけて私がホールに行くと、すでに立ち位置に並んで待っているんです!声をかけていったわけではないのに自分たちで考え行動する姿にすごく成長を感じますね(^O^)

私自身、初めての担任、発表会ということで不安もありますがすごく楽しみにしている部分もたくさんあります!こどもたちは覚えも早く、振りや立ち位置などすぐに覚えてくれたり、こどもたち同士で声をかけ合いながら練習に取り組んでいます!

前回のインタビューではお遊戯のお話が多かったと思いますが、年中組全体で取り組む『体操』も見てほしい演目の一つです。体操の全体のテーマを『ステップアップ』にしました。
これは去年の年少さんから年中さんになり、こどもたち自身も出来ることがたくさん増えました!その成長をステップアップというテーマに合わせて表現できたらなって思っています!
年中さんで終わりではなく、来年度の年長さんに繋がるような期待感もみせられたらなって思いますね!

年中さんになってより自主性が育まれた印象ですよね!
『先生に言われたから』ではなく『やりたい』っていう表れが自分たちで行動出来たり、仲間同士で声をかけ合ったり、年少から年中への成長速度が増したというか、個人個人がすごくお兄さん・お姉さんになった印象を持ちますね(^O^)

●取り組みの中で育った部分やチカラは?

発表会の練習だけではないと思いますが、取り組みの中で感じたこどもたちの成長した部分はどんなところですか?

私は昨年度クラス補助として今の年中さんと関わらせてもらっていたんですが、昨年度以上に『集団』を意識するようになったなって思っています。
そういった部分では『協調性』がすごく育まれたように思いますね!

4月当初に比べると『仲間意識』が強くなったように思います。
周りを見て行動出来るようになったというか、困っているおともだちに『どうしたの?』と声をかけている場面が多くなったように思います!

私はこどもたちに『競争心』が生まれたように思います!勝ち負けがすべてではないですが、活動の中であえて勝ち負けをつけることもあります。
例えば体操やかけっこなどです。勝った時はたくさん喜んで負けたときは素直に悔しいって表現するってすごく大事だなって思うんです。
その『悔しい』『負けたくない』って気持ちが切磋琢磨をうみ、みんなでよりいいものがつくれるんじゃないかなって思っています!

昨年のインタビューで学年主任の船田先生にどんな学年にしていきたいですか?って聞いたときに『集団』で活動することを大事にしていきたいってお話していたのを思い出したんですが、みなさんの話を聞いていると理想の学年になったんじゃないですか?

年中さんになって運動会などで初めて『集団』で魅せるということができて私自身も他の担任の先生たちもそこはすごく大事に出来たんじゃないのかなって思っています。
普段の生活でも年中全体であそぶ時間をつくったり、先日はみんなでリレーをしたりなど、みんなで取り組む活動を大切にしてきました!

こどもたちもみんな仲良く、どの集団になってもあそびを展開出来たり、活動できたりしてくれるのはこどもたちが本当に成長した証だと思います!
毎日違うメンバーであそんだりしてもみんなで仲良く出来るのはこの年中さんの魅力ですし、みんなの中で育まれた大事なチカラのおかげだなって思います!

年中さんも残りわずかになってしまいましたが、先生たち、こどもたちと力を合わせてまずは発表会でたくさんの方に成長した姿をみせられたらなって思っています(^O^)

写真:髙久 尚貴

インタビュー、ライティング:新井 弾

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