【園長が大切にしていること~特別編~】女性の味方、開業院助産師さんの存在を広めたい【学び トークショー】
このコーナー(学び トークショー)では業界のトップランカーの方々を招き、
各分野の専門的な話をトーク形式でお話していきます。
幼児教育のこと、職場のコミュニケーション、こどもとの関わり方や食育など
様々なジャンルの内容をお伝えしていきます。
保育士やこどもと関わる保護者、社会人として役立つ情報など
いろいろな立場の方々のお力になりたいという想いからこのような企画を発信しています。
今回は、ふじおか幼稚園の楽しい保育編集長、市村弘貴が
月に2回放送しているラジオ番組「FMくらら857」の「ひろき先生のなんでも子育て相談室」での
ゲストトークの内容を記事にしました。
ゲストとしてお話をお伺いしたのは、
訪問リーチ型のアゲハ助産院というのを開院 されている助産師の小川圭子先生です。
助産師とはどういうお仕事なのか、
また、どのようにわたしたちは助産師さんと関わらせていただけるのか、
子育てや性教育についてなど、様々なお話をお伺いしました!
小川先生とは、ふじおか幼稚園のYouTubeのLIVE配信で、
以前、ご一緒したことがあるんですよ。
そうなんですね!栃木市で配られる子育て世代向けの冊子にも、
小川先生の名前は載っていましたよね?
そうなんです!私は訪問リーチ型のアゲハ助産院というのを開院していまして、
産後ケアのところに名前が載っています。
●助産師のお仕事についてー
助産師さんてどんなお仕事なんですか?
助産師って国家資格の看護師免許と、助産師免許を持っている人です。
みなさんが一般的に出会う助産師は、病院に従事していて、
お産に関わるお仕事をしている助産師、自然分娩を取り上げることができるのも助産師です。
イメージだと助産師さんて、出産のときに助けてくれる方っていうのがありますけど。
でも小川さんは、お産以降のママに対するケアなどにも力を入れて取り組まれていますよね?
そうなんです。私は、あかちゃんを取り上げるという役割というよりもママのところへの訪問や、講話、講演会でお話しすることが主な仕事です。
そうゆうお仕事も助産師さんのお仕事なんですか?
そうなんです。例えば、女性に必ず毎月1回やってくる生理。 ホルモンバランスの影響で、
1カ月のうちの3週間くらい悩んでいる方もいてそういった方の悩みも受け付けていますし。
年を重ねた方が通る道の1つ。 更年期症状のお悩みなんかも受け付けています。
あとは、産後の母乳ケアだったり、産後ウツなどのお悩みにも対応します。
なので、産院はもちろん、不妊外来や、思春期外来、更年期外来など
色々な場所で助産師は活躍しています。
助産師のお仕事ってとっても幅広いんですね。
私は、女性という性に生まれた方の、
人生の入り口から出口まで関わるお仕事だと思っています。
私は、女性なら、助産師って仕事をやってみるのもいいですよ!って
いつもおススメしています!
え——-!そうなんですか?
●女性に助産師という仕事がおススメの理由ー
私が、この助産師という仕事がとても好きだということもありますが、助産師の仕事って、
女性性に生まれたら、全てが経験になるというか体の悩みも、出産も子育ても、
自分の経験が全部、仕事に繋がるんです。
だから、とってもやりがいのある、魅力的なお仕事なんですよ。
それに日本では、まだ女性しか就けないお仕事なんですよね。
助産師さん=出産のときに助けてくれる人
もちろん、それも正解ですが、小川先生のように、
女性の悩みと寄り添ってくださる助産師さんの存在を知らない方も多いかもしれません。
今回のゲストトークの様子を見てくださった方が、そうした存在を知り、
少しでも悩みを解決するお手伝いができたらうれしく思います。
ふじおか幼稚園の楽しい保育 編集長 市村 弘貴
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