1. HOME
  2. ブログ
  3. 【園長が大切にしていること~特別編~】〜自分自身で行動を選び決めることの大切さ!自己肯定感が高まるために大切なことその①〜【学び トークショー】

【園長が大切にしていること~特別編~】〜自分自身で行動を選び決めることの大切さ!自己肯定感が高まるために大切なことその①〜【学び トークショー】

このコーナー(学び トークショー)では業界のトップランカーの方々を招き、

各分野の専門的な話をトーク形式でお話していきます。

幼児教育のこと、職場のコミュニケーション、こどもとの関わり方や食育など

様々なジャンルの内容をお伝えしていきます。

保育士やこどもと関わる保護者、社会人として役立つ情報など

いろいろな立場の方々のお力になりたいという想いからこのような企画を発信しています。

さて、今回は、ふじおか幼稚園の楽しい保育編集長、市村弘貴が

SNSの音声発信機能spacesを使って行った

ペアレントトレーニングのトレーナーで、保育力アップアドバイザーでもある

Kayoさんとのトーク記事です。

Kayoさんとは、実は、以前も自己肯定感をテーマにお話ししました。

(過去の記事も一緒にご覧ください)

とても多くの反響をいただきましたので第2弾ということで

今回もシリーズに分けてお届けしていきます。

トークテーマは、再び『自己肯定感について』です。

ありがたいことにシリーズ化となりました!
カヨさんとのspaceでの対談。

前回、カヨさんと「自己肯定感」をテーマに話したときに
まだまだ話したりないね。ってなりまして。

さらに聞きたい話しや、疑問がまだまだ湧いてくる感覚があったので
続きをまたやろう!ってことになりました。

今回も、自己肯定感をテーマにお届けしていきたいと思います。
カヨさん、よろしくお願いいたします。
 

よろしくお願いいたします。

前回、お話したとき
聞いていただいた方から反応などは
ありましたか?

そうですねー!
想像以上に多くの方に聞いていただけたみたいで
うれしい感想なんかもいただいたりしました。
有難いですね。
 

そもそも、このspaceを聴くということ、
ここに興味を持つということ自体が、
自己肯定感の高まりになるな。と
前回のお話を踏まえて、思いますね。

そうなんですよねー。自己肯定感て、
自分で納得して物事や事柄を決めるというのも大事で、
自分で、時間を作って、学ぶとか、聞くとか関わるとか、
小さいことでもいいんですけど
そうやって自分で決めて行動を起こすということが
自己肯定感をあげることにつながっていくんですよね。

そうなんですよね。自分は、前回、カヨさんとお話しするまでは
自己肯定感をもっと複雑に考えていたというか、
難しく考えてしまっていたところがあったんですけど。
もっと本当はシンプルなことなんですよね

そうなんです。そうなんです。
かなり昔なんですけど、こんな出来事がありました。

「ランチなどの後に、コーヒーと紅茶どちらにしますか?」と聞かれて、
「コーヒーで!」というふうの答える人が多いという話なんですけど。

でも、「コーヒーが!」って言った方が、
「自分が!」決める。選ぶ。というのを意思表示するというのは、
とても大事という話があって。

たった、その助詞の使い方で、自己肯定感につながるんですよね。

なるほどー!

「で」と「が」の
ちょっとした違いなんですけど。
自分で決めてやる!
ていうことが大切なんですよね。

そうですね。確かに!
「じゃ、それで!」みたいな選び方を常にしていると、
誰かの人生に乗っかっちゃってる感みたいな感じに
なってしまいますよね。。

そうなんですー。
小さいことの積み重ねで、
人生が変わるというかね。
人生に影響もあると思うんですよね。

自分で切り開くのか、乗っかるのかで、
生きる楽しさも変わりますね。

そういう意味では、「保育」も一緒ですよね?

子どもたちに先生たちが一方的に教えるよりも
子どもたちが決めて、子どもたちが自ら学んでいく方が
子どもたちもイキイキして、楽しそうですもん。

そうですね。
そのためにも私たちが背中を見せるというか、
見本になって、決めるということをね。伝えたいですね。

誰かに言われたから、する。んじゃなくて、
自分で決めて行動を選ぶということがすごく大事なんだと思います。

そう考えると、大人も子どもおんなじですね。

そして保育士という、僕たちの仕事で見た時も
保育士が自己肯定感を高めて、子どもと関わるって、
とても大事だと思うんですよ。

でもなかなか、保育士自身、自己分析できていないというか
どうゆう状態が自己肯定感が高いのか、低いのかというのも
分からなかったりして。
感じることができないって言うこともあると思うんです。

で、実際に、自己肯定感を高める小技というか・・・
こうするといいよ!みたいなのってありますか?

そうですね。
やっぱり1番は、「自分を大切にする」ですかね。

自分の欲求を大事にする。というか。
特に「やりたくないこと」なんですけど。
みんなだいたい、やりたくないことも
我慢してやっちゃうんですけど。

でも、出来れば、
その「やりたくないこと」は
手放した方がいいのかなと思います。

なるほどー。

もともと日本人て、文化的に我慢する気質なんです。
だから保育士もそうなんですけど。

でもやりたくないことは、しなくていい。
特に自分が不得意と思ってることや、
欠点だと思ってることは、しなくていいし、
なおさなくていいと私は思ってまして。。

私のことで言いますと・・・
保育士の仕事というくくりでいうと、
私は、ピアノは弾けない。
絵を描くのも苦手。できないんですよ。

それは・・・僕もですけど。絵はでも得意なんですけど。

私は自分が出来ないから、
すごく引け目には感じてました。

特に新人、新任の頃なんかは、
ベテランの先生に言われてピアノを弾く機会があって、
よく我慢して練習して引いてましたけど。

だけど、これって全然やっぱりうまくならなくて。
苦手だし、上手くならないんだったら、
得意で、上手な人にやってもらった方が、
いいんじゃないか?っていう考えにある時なりまして。

その代わり私が得意だったこと、
お誕生会の司会とかは、率先して私がやりました。

人前でしゃべることは任せてね!ていう感じで、
意外と司会とか苦手な先生とか多いので
他の先生と協力しながらやっていましたね。

そうすると、私のピアノを弾く仕事を
よろこんで代わってくださったりとかあって。
そう思うと、自分の苦手な物や欠点は、
直さなくていいのかなと思います。

そうなんですねー。
でも、カヨさん、それは周りに恵まれてましたね?

もうめちゃくちゃ周りに恵まれてました私。

結構この業界って・・・悪い言い方をすれば、
同調圧力みたいなものがあって。苦手でも逃れられないとか・・・
難しいところがあるじゃないですか。
時代とともに変わらなきゃいけないなとか、施設が変わらなきゃとか
思うんですけど。。うまくどうやって切り抜けたらいいんでしょうかね?

住んでる場所とか、周りの環境とかにもよると思うんですけどね。
そうゆう意味では、私は関西出身で、関西って、
いかにして笑いを取るかとかというのが大事で。

それを上手に使ってましたね。

特に気難しい園長先生とか、主任の先生とか、
ベテランの先生だったりの時は、いかにして笑わすか?
というのも考えていましたね。

でも、その経験てとても役立っていて、
今もその方法は効果的で、
人とコミュニケーションを取るときには
重きを置いていますね。

なるほどー。

あとね、自分から積極的に声をかけて誘うようにしています。
「休憩しませんか?」とか。
「お茶入れましたけど一緒に飲みませんか?」とか。
積極的にいきますね。

意外とみんな孤独だったりするので。
効果がありますね。
私の元々の性格もあるんでしょうけど
おかげさまで可愛がっていただいて、やってきましたね。

そうか。そう考えると。
もっと気軽に自分の苦手なこととかを
相談してみるのも大切なのかもしれませんよね。

意外とみんなもそう思ってて、
でも言い出せなかったりしてるかもしれないし。
行ってみたら・・共感できたりとかね。

いかにして、ほのぼのとした空気を作って、
伝えるかっていうのも
自分の主張を伝える時には大切だったりするのかもしれませんね。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事