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園長先生に聞いてみた!【番外編】~リーダー力を幼児期から育む重要性は? ディベートを通して自分の意見を伝える経験をしてみました~

保育士という仕事の素晴らしさや魅力を、いろいろな方にお伝えしたい!!

そんな思いから、ふじおか幼稚園で働いている先生たちにインタビューしました♪

楽しい話や深い話、面白エピソードなど・・・。

日々、こどもと関わっている先生だからこそのお話をインタビュー形式で紹介します!

今回は園長先生に『リーダー力』についてインタビューしました!

リーダー力とは?

園長先生が考えるリーダー力とはなんですか?

僕たちは園児たちに『立ち上がるチカラ』を育んでほしいと考え、日々こどもたちと接しています。その為に幼稚園では『ふじおかメソッド』を取り入れて保育の中にカリキュラムとして落とし込んで保育をしています。
立ち上がるチカラを育むということは、幼稚園を卒園していったこどもたちがこれからの時代をリードしていく存在になるための基礎的なチカラになるのではと考えています。

そのためには、変化の時代をリードしていくために大切なリーダーとしてのスキルを学ぶことこそがリーダー力ではないのかなって思っています。

なぜリーダー力を育む必要があるのか?

なぜリーダー力を育むことが必要だと思ったのですか?

ふじおか幼稚園を巣立ったこどもたちには時代をリードしていく、何かを成し遂げる、チームを引っ張っていく、人を育てることができるような大人になっていってほしいなという願いがあります。

もちろん、こどもたちが将来、リーダになるのか、そもそもリーダーになりたいのか、そもそもリーダーがいいことなのか・・・といった疑問がでてくるとは思いますが、今、リーダーとして活躍している人たちも、必ずしも全員が幼い頃からリーダーになりたいと思って、リーダーという役割を果たしているわけではないと思います。

でも実際に、リーダーの役割を発揮し、大切な何かのために日々チャレンジしている人たちがいます。そういったことにチャレンジが出来るっていうことに価値を感じますし、素敵だなって思います!!

リーダー力を育むために取り組んだことは?

リーダー力を育むためにどんな取り組みをしていますか?

先日、幼稚園で運営している学童塾に通っている小学生(1.2年生)の希望者を募って、ディベートを行いました。
ゲーム感覚で自分の意見を発言し、相手の意見を聞く力を養います。
題材もこどもたちがわかりやすいように『ゲームは必要か不必要か』『国語と算数どちらが必要』といった内容で行いました。

どちらも正解不正解はなく、大事なことはそのことに対して自分の考えを整理し、発言すること。
自分と反対の意見に対して否定ではなく、『僕はこう思った』『私はこう考えた』といった意見を伝えることで『そういった考え方もあるな』といった風な考え方を相手にしてもらえるようにしていきました。

今回は試験的に実施をしてみましたが、やってよかったなと思っています。
低学年が対象でしたが、大人の僕でも感心してしまうような意見をたくさん出してくれました。
こどもたちがトラブル時はもちろん、普段の時でも自分はこう思ったっていう考えを素直に言える機会がすごく少ないなって思いました。
生活の中で、『さあ言ってごらん』という風にこちらが受け止めようとしても、経験値がなければ自分の考えを整理して、言葉にするっていうことはとても難しいのかなって思います。

周りを説得するチカラ、引っ張っていくチカラはリーダーとしてとても必要なチカラです。
これを大人になってから身につけようとするととっても大変な道のりです。
こどものうちから自然とそういう経験を積ませてあげるというのも僕たちの大事な役割なのかなって思います。
ディベートが出来るからリーダー力がつくということではありませんが、力をつけるためのステップとしてこれからもいろいろなことを経験させてあげていきたいと思いました!!

インタビュー、ライティング:新井 弾

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