【園長が大切にしていること~特別編~】こどもがお昼寝をしてくれない・・・そんなとき・・・【ゲスト助産師さん 学び トークショー】
このコーナー(学び トークショー)では業界のトップランカーの方々を招き、
各分野の専門的な話をトーク形式でお話していきます。
幼児教育のこと、職場のコミュニケーション、こどもとの関わり方や食育など
様々なジャンルの内容をお伝えしていきます。
保育士やこどもと関わる保護者、社会人として役立つ情報など
いろいろな立場の方々のお力になりたいという想いからこのような企画を発信しています。
ふじおか幼稚園の楽しい保育編集長、市村弘貴が月に2回放送しているラジオ番組
「FMくらら857」の「ひろき先生のなんでも子育て相談室」。
ゲストトークの内容を記事にしています。
3回目となる今回も、訪問リーチ型のアゲハ助産院というのを開院 されている
助産師の小川圭子先生へのインタビューの模様です。どうぞ♪
実は今回、ラジオ番組や幼稚園のSNSなどでも
小川さんに聞きたいこと、お悩み、相談を募集したんです。
小川さんに、せっかくなのでお答えいただければと思います。
こんな質問、相談が来ています!
お昼寝についてです。
お昼寝を全然してくれません。子どもが自然に眠くなるのを持っていてもいいでしょうか?
というものです。
●お昼寝についてー
お昼寝問題。よくある相談です!
まずは、この相談者の方(ママ)は、お子さんのことをよく見ていますね。
それがとても素晴らしいです。赤ちゃんをよく見ている!
当たり前のことのように感じるかもしれませんが、なかなかよく見るって
難しいんですよ。
でもよく見ることで、小さな変化や、いつもと違う変化にも
気付きやすくなるので、とても大切なことです。
そして、これは、赤ちゃんのコトをちゃんと見ているママだからこその悩みです。
この相談者のママは、赤ちゃん中心で、赤ちゃんにちゃんと生活や、色々なことを
合わせられています。それは良いことですし、仕方ないことですが
でも、合わせすぎてしまうと、ママ自身が、辛くなってしまうんですよね。
ママもちゃんと、赤ちゃんのこと以外の自分のことをやる時間も大切です。
だからこそ、赤ちゃんがお昼寝をしてくれないっていうのは辛くて
お昼寝をしてくれるというのは重要ですよね。
お昼寝をしてくれないというのは、可能性としたら、
もしかしたらですが・・・
運動や活動が少し足りないのかもしれません。
月齢にもよりますが、やっぱり、動いて疲れないと寝ないですよね?
逆に言えば、ハイハイでも、お散歩でも、動いて疲れれば寝てくれるということです。
確かにー!!!大人もそうですけど。疲れたら勝手に寝ますよね?(笑)
でも、小さい子、特に歩く前の子を疲れさせるまで動かすって
難しくないですか?具体的にはどのようにしたらいいですか?
お子さんの年齢にもよりますけど、例えば時間を決めて、
午前中は、活動的に色々やらせてみる!みたなのはどうでしょうか?
よちよち歩きの子なら、少し足を動かす簡単な体操などをして、刺激を与えてみる。とか、
お子さんの好きな音楽をかけて、思いっきりダンスや体操をしてみる。とか。
児童館や子育て支援センターなども利用するのもおススメです。
思いっきり広い場所でハイハイさせる!とか、
おなじぐらいの月齢のお子さんと自然と触れ合わせる。なんていうのも
きっと、お子さんにとっては良い刺激になりますよ!!
それ分かるかも!!うちの子も6カ月くらいで児童館、子育て支援センターデビューをして
それからは毎日毎日、市内の児童館や子育て支援センターにお世話になりました。
保育園に通いだすまで、毎日毎日・・・。(笑)
でも午前中そんなふうにして過ごすと、お昼ごろにはお腹を空かせて
ミルクやご飯を飲んだり、食べたりすると、あっさりお昼寝してくれました!
シンプルな感じにね。
子どもは、シンプルにできていますから、いっぱい遊んで、満足したら
寝てくれたりしますよね。
●子供がお昼寝をした後はー
そして、お子さんがお昼寝をしてくれたあとは、ママも一緒に寝てしまうのがいいと思います。
産後のお母さんて、お母さん自身もきっと眠いと思うから。
家事とか、やらなきゃいけないことも沢山ありますけど。
せっかく子供が寝たんだから・・とやりたいこともあると思うんですけど。
もう育児中は、家事のボーダーラインを下げて、対応する方がいいと思います。
お子さんのことを中心にいつも動いているんだから、お子さんが寝た時くらいは
自分のやりたいこと、寝るでもいいし、趣味でもいいし、リラックスできること
思いっきりやったらいいと思います。
家事とか、なんでも完ぺきにやらなきゃなんて思わなくて大丈夫!
1番大切なことは、365日、24時間、お子さんが元気!ってことだけだから。
それ以外は、ママは、
少しさぼったって、ワガママにやりたいことやったっていいんですよ。
子育て中のママやパパの趣味、こんなのおススメってありますか?
●おススメの趣味はー
趣味をどうゆう風に捉えているかにもよるんですけど。。
息抜きということであれば、短時間でも集中出来て、没頭できるものがあるといいですよね。
さらに成果が出るものだったりすると、モチベーションが上がりますよね。
裁縫がお好きとかなら、赤ちゃんのお洋服や小物を作ってみるとかね。
でも、ママやパパが好きなことを追求する、それが大切で。
それに没頭できる時間をなるべく作れたら、それだけでいいんじゃないかなと思いますね。
今回の小川さんのお話をきっかけに、助産師さんに相談したい!って方が
いるかもしれません。どのように助産師さんにアクセスしたらいいでしょうか?
●助産師さんへのアクセス方法ー
まずは、栃木県の助産師会のHPを見てみてください。
あとは、各市町村の保健センターや、子育て支援の担当課などに
相談してみるのもいいかもしれません。
助産師さんに相談したいですというと助産師さんを紹介してくれると思いますよ。
小川さんは、いつも笑顔で、初めて会った人にも安心感を与えてくれる
女性たちやその家族のお母さんのような雰囲気が漂う温かい方だなと改めて思いました。
そして、そんな雰囲気の小川さんだからこそ、安心してどんな悩みも相談できてしまうんだと思います。
このインタビューを通して、助産師さんがみなさんにとって、より身近な存在になりますように願っています。
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