中圓尾 雛先生(保育士2年目)に聞いてみた!後編~保育中の0歳児エピソード~
保育士という仕事の素晴らしさや魅力を、いろいろな方にお伝えしたい!!
そんな思いから、ふじおか幼稚園で働いている先生たちにインタビューしました♪
楽しい話や深い話、面白エピソードなど・・・。
日々、こどもと関わっている先生だからこそのお話をインタビュー形式で紹介します!
引き続き、中圓尾 雛先生にインタビューしました!
●担任しているクラス(0歳児)で起こったおもしろいところ、かわいいエピソードは?
新「0歳児なので言葉を利用してのコミュニケーションは難しいとは思いますが、日々、こどもたちと生活している中で、印象深いエピソードやおもしろいことなどありますか?」
中「少しずつ言葉を発することが増えたこどもたちも居て、最初は「あ~」「う~」などの単音から「まーま」「ばーば」など単語になってくる子も出てきて、やっと言えるようになってきた単語が少し違うだけで全くの別物になったりする瞬間は自然と笑ってしまう瞬間ですね」
新「でもそういう言い間違えが多くても、かわいいって思える年齢ですもんね!他にはなにかありますか?」
中「こどもたちは保育士の動きをすごく良く見てるんだなって思います」
中「保育中に机を拭いたり、おむつを棚から出す仕草を見ていて、0歳のこどもたちが真似しようとする姿がとっても可愛らしいです!!まねするこどもはもう1歳になっているこどもたちにはなってしまうのですが」
新「すごいですね。確かに同じ0歳児といっても、大きい子では1歳になってる子もいれば、まだ何カ月っていう子も居ますしね。月齢の差がすごく目に見えるのも0歳児の特徴であり、おもしろいところかもですね」
中「そうですね。お部屋の中でも誕生月が早い子は1歳半過ぎている子もいますし、その逆はまだ10カ月の子も居ます。こども同士でその中でも、先輩後輩みたいなのがあって、月齢が近い子同士だとしっかり自分の主張をぶつけ合ったりしているなと思えば、自分より年下のおともだちにはいい子いい子してあげたり、おもちゃをとってあげたりなどする様子が見られたりしておもしろいです!」
新「0歳ですでに上下関係を学んでいるんですね笑」
中「あと、この前おやつ中に起こったエピソードなんですが、おやつを食べているこどもたちを見ていたらいきなりその子が食べさせてくれようとした時があって・・・」
新「見ている中圓尾先生にですか?」
中「そうなんです。その自分のおやつを分けてくれようとしている子の姿がとっても可愛らしくて(^-^)」
きっとその子にとっては見ている先生がうらやましくて見てるからあげよう!って思ったのかもしれませんね!
●最後に去年は1年目で2歳児を担任して、2年目の今年度は0歳児の担任になりましたが、自分自身がここは成長したなと思う部分は?
中「去年は自分自身も保育士1年目ということで、わからない事だらけでした。初めて担任を持った2歳児の子たちは言葉を理解している子がすごく多くいたように思います。こちらの声掛けにもすごくはっきりと答えてくれたりすることが多かったです。ですが、今年は0歳ということで言葉でのコミュニケーションをとるのは難しいです。なのでこどもの表情や動き、様子などで気持ちや思いをくみとるという部分が去年以上に必要になってくるのでその部分では成長できたところかなと思います。」
新「確かにそうですよね。やっぱり言葉でコミュニケーションがとれればなにかあれば「どうしたの?」「元気ないけどなにかあった?」って聞いてしまいますもんね。それを読み取って仮説をたてて「こうなんかな?」ってみんなで考えていくのは大事になってきますもんね」
中「もしかしたらそんな風に思ってたりしてないかもしれないですが、色々考えて保育できるのは魅力ですね」
0歳児との関りの中で、昨年度との違いや魅力を感じた中圓尾先生。
難しさもありますが、楽しいと語っていた先生が印象的でした(^-^)
皆様に保育の素晴らしさや保育士の楽しさが伝わってくれたら嬉しいです!
写真:髙久 尚貴
インタビュー、ライティング:新井 弾
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