髙久 尚貴先生(ふじおか幼稚園4年目)後編~こどもの目線にあわせて瞬間を捉える 普段の自然体な表情や姿をたくさん届けていきたい~
保育士という仕事の素晴らしさや魅力を、いろいろな方にお伝えしたい!!
そんな思いから、ふじおか幼稚園で働いている先生たちにインタビューしました♪
楽しい話や深い話、面白エピソードなど・・・。
日々、こどもと関わっている先生だからこそのお話をインタビュー形式で紹介します!
今回も前回に引き続き、髙久 尚貴先生にインタビューしました!
●写真を撮る時に大切にしていることは?
先生がいい写真を撮るうえで、大切にしていることはなんですか?
1番はカメラを構える位置をこどもたちの目線の高さに合わせるというところを大切にしていますね。
大人の自分が立ったまま撮ってしまうとどうしてもこどもたちを上から撮るアングルが増えてしまいます。そうなると表情も見えにくくなるので、体勢低くするのは大変な部分もありますが、その部分はすごく意識して撮っています!!
なるほど。大人だと立って撮ると確かにこどもたちを上から見る映像になってしまいますね。
どうしても、カメラを持って動き回っていると瞬間的にその高さから撮ってしまうことが自分は多くなってしまいますね(>_<)
時にはあえてこどもの目線より下から撮ったりすることもありますが、結構おもしろい写真が撮れたりすることもあるんです。
保護者の方が普段見れない角度からの写真を少しでも多く届けられるようにしたいと思っています。
ビデオカメラなどでこどものインタビューなどを撮る時もそうですが、カメラを肩で担ぐんですがそれはこどもの目線にカメラの高さを合わせるためなんです。なので写真も映像も撮るものの目線の高さを大事にしていっていますね。
髙久先生の撮っている写真を見ていると、カメラを向けてポーズをとっている写真よりも日常の一場面を切り抜いたような写真が多くあって、僕はすごくいいなって思うものが多いですがその辺りへの意識はどうですか?
こどもによってはカメラを向けると意識をしてしっかりポーズをとってくれたり、その逆にカメラを向けると照れてします子も居たりします。
なので望遠レンズで遠くから気づかれないように撮ってみたり(笑)
大人にはなかなか見せないこども同士でしか見れない顔というか、そういった顔を撮れたらいいなって思いますね。
こども同士だから見せる顔や、一人だから見せる真剣な表情もあると思うんです。
個人的にはハイポーズで撮れる写真って背景が違うだけで表情の部分では変化が少ないように感じてしまう部分があるんです。
でも、ふじおか幼稚園は髙久先生が常に園内に居てくれるのでその瞬間を切り取ってくれる機会が他に比べるとすごく多くあるのでその部分は非常に大きく、保護者の方にもいい写真、いいこどもの表情を届けられるきっかけになっているのかなと思います。
こどもたちだけでなく、先生方も常にいる髙久先生だからこそ変に意識することもなく、のびのびとこどもたちと関われるのかなって思いますね!
そうですね。こどもや先生方も変にカメラを意識することなく、普段通りの姿で居てくれるのはとても有難いですね!
●写真を撮る時に難しいところは?
写真を撮るうえで難しいなって思うところはどんなところですか?
映像に比べると写真って瞬間を切り抜くのでその瞬間を逃さないっていう部分は気を付けているところですね。
いいなって思う顔ってその時しか出なかったりしますし、そこの一場面をきちんと捉えられるようにしたいなって思っています。
あとはやっぱり集合写真は難しいなって思いますね(笑)
撮れた!って思って見返してみるとなかなかうまくいかなかったり・・・
こどもたちを惹きつける方法も日々勉強かなって思いますね(^O^)
そうですよね!こっちだよーって言ってもこどもたちが違う何かに興味がいったりすると負けてしまったりしますもんね(>_<)
そうですね!なのでこどもたちとの信頼関係というかいい表情を引き出してあげられるように、日々のコミュニケーションをとっていくことがとても必要かなって思いますね!
●今後撮ってみたい写真などは?
今後撮ってみたい写真などはありますか?
出来るかはわかりませんが、こどもたちの成長した姿を撮ってみたいなって思いますね。
ふじおか幼稚園で過ごして、その後成人して自分のこどもたちを園に預ける親になった姿を撮れたらいいなって思います!
みんなのお父さんやお母さんはこどもの時こんな顔してたんだよってしてあげられたらすごくいいなっておもしろいかなって思いますね(^^)
他にはない立場でこどもたちと日々関わってくれている髙久先生。
こどもたちや先生方の何気ない日常をこれからもたくさん届けてほしいですね☆
写真、ライティング:新井 弾
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