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園長が大切にしてること

こどもを「できる」「できない」で区別しないことが子の可能性を広げるために大切な理由~「できない」を「今はできない」に変えてみよう~

ぼくは、こどもに対し「できる」「できない」で区別をつけることはあまり好きではありません。

 

「Aくんは〇〇ができて」

「Bくんは〇〇ができない」

 

もちろん、それ自体は事実かもしれません。

 

そうした事実をよりよくしていくためにこの言葉を使うのであれば悪いことだとは思いません。

 

でも、その言葉の裏に「できる」ことが優れていて、「できない」ことは劣っているという感覚があれば、

こどもの特性について立ち止まってもう一度考えなおしてほしいなと思います。

 

親も、保育士も、みな愛するこどもに対し少なからず期待を持っているものです。

自分のこども、自分の受け持ったこどもには苦労をかけたくないし、成功してもらいたいと思うのが普通です。

そこを否定するつもりはありません。

 

ただ、「できる子にしなければ」ということばかりに目をむけてしまうことは結果的に

ゴールである、こどもの「成功」から遠ざかってしまう場合が多いので注意が必要です。

 

ぼくは、こどもが「できる」「できない」の状態に対して、

「今は」をつけるよう意識しています。

 

すると、「今はできない」に変わります。

 

「今はできない」ということは、

何かしらの原因で「できない」状態なだけであって、

その原因を取り除けば「できる」に変わる可能性もある。

 

その子の能力が悪いのではなく、

環境がまだ整っていない

 

という方向に思考が向くからです。

 

こどもにできるようになってほしいが強すぎてしまうと、その子に対し

「なんでできないんだろう・・・」

「なんでやってくれないんだろう・・・」

と、不安になってしまいますよね・・・

 

でも「今はできない」状態なのであれば、手伝ってあげることもできます。

また、「今は」ということは、これから未来、その子は「できる」ようになる可能性を秘めているのです。

手伝うとは、大人が変わりにやってしまうのではなく、

段取りを教えてあげたり

見本を示したり

一緒にやってみたり

と、こどもがものごとが身につくまでつき合ってあげることです。

そのように成功体験をたくさん積ませてあげることが、将来のこどもの「できる」への一番の近道だと思います。

大人が手を貸すことはそのこの自立につながらない・・・

と感じてしまうこともあるかもしれませんが、そんなことはありません。

 

ぼくたちも、こどもの「できない」ことについては、時間と手間をこれでもかと思うほどかけます。

 

それは、「できない」ことが当たり前だし、今はその状態にあるのだということを知っているからです。

 

もしお子さまに対し

「なんでうちの子は〇〇できないんだろう・・・」

と悩まれていたら、

「今は」を最初につけてあげることで、心に余裕が生まれるきっかけになれたらうれしいです。

 

市村 弘貴

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