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園長が大切にしてること

問いを生み出す力を育むことが未来への準備~コミュニケーションと問題解決力を育む幼稚園の取り組み~

みなさん、こんにちは!

今回は、私たちの園で実施している「問いを生み出す力を育むためのカリキュラム」についてお話ししたいと思います。
私たちは、幼稚園や学童保育のプログラムに、子どもたちが積極的に対話し、コミュニケーションスキルを身につける時間を取り入れています。
なぜこのような取り組みが必要なのか、そして具体的にどのような活動を行っているのかについてご紹介します。

なぜ問いを生み出す経験が必要なのか?

現代社会において、子どもたちが単に「正解」を求めるのではなく、自ら「問い」を生み出し、
世界に新たな可能性を示す思考法を学ぶことが重要です。
これからの社会では、創造力があり、未知なる問題に対して解決力を生み出せる人材が求められるでしょう。
こうした能力を子どもの頃から身につけることは、子どもたちがこれからの時代を安心して生き抜くための土台となります。

実際に実践してきたことを紹介

私たちの園では、以下のような活動を通じて、メタ認知、発想力、問題解決力、表現力、仮説を作り出す力などを育んでいます。

1. ディスカッションとゲーム

ディスカッションやゲーム、スポーツの中にコミュニケーションの要素を取り入れています。例えば、サッカーをする際には、子どもたちはボールに集中しがちですが、チームで勝つことを意識させるために対話を促します。「チームでどうすれば勝てるか?」という問いかけを通じて、子どもたち自身に考えさせる機会を提供します。

2. コミュニケーションゲーム

さまざまなコミュニケーションゲームやカードゲームを使用して、コミュニケーションの在り方や対処法を体験します。例えば、「でもでもゲーム」や「感情ゲーム」を行い、子どもたちに自分の感情や意見を表現する練習をさせます。

 

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3. 複合的な動作を伴う活動

障害物競走や物を運びながら走るなど、複数の動作を伴う活動を取り入れています。これにより、子どもたちは周りを見ながら状況を把握し、物事を進める感覚を身につけます。例えば、障害物競走やサーキットあそびでは、ただ速く走るだけでなく、障害をどうクリアするかを考えながら進む必要があります。

 

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具体的な活動例

  • サッカーの対話:ボールを蹴るだけでなく、チームで勝つための戦略を話し合う。
  • コミュニケーションゲーム:カードゲームを通じて、他者との意見交換や協力の重要性を学ぶ。
  • 複合動作の競技:障害物競走や物を運びながらのレースで、状況把握と判断力を鍛える。

まとめ

私たちの園で行っているこれらの活動は、子どもたちにとって重要な経験となり、将来の社会で必要とされる能力を育むための基盤となります。これからも、子どもたちが安心して生きてゆくための土台を作るために、コミュニケーションと対話の力を育てる活動を続けていきたいと思います。

皆さんも、ぜひご自身の園で取り入れてみてはいかがでしょうか?

それでは、また次回のコラムでお会いしましょう!

 

 

市村 弘貴

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