増田 和紗先生(保育士3年目2歳児担任)に聞いてみた!前編~保育の中から発見するこどもの成長~
保育士という仕事の素晴らしさや魅力を、いろいろな方にお伝えしたい!!
そんな思いから、ふじおか幼稚園で働いている先生たちにインタビューしました♪
楽しい話や深い話、面白エピソードなど・・・。
日々、こどもと関わっている先生だからこそのお話をインタビュー形式で紹介します!
今回はふじおか幼稚園で今年度こぐま組(2歳児)の担任をされています増田 和紗先生にインタビューしました!
増田先生は、ふじおか幼稚園で保育士として勤めて3年目の先生です!
●今担任をしている学年の魅力、保育をしていて楽しいと思うところは?
新「この学年の魅力、保育をしていて楽しいと思うところはどんなところですか?」
増「言葉でのコミュニケーションが増えてくる年頃のこどもたちなので、やっぱりこどもたちと話が出来て、その中でコミュニケーションが出来るのは楽しいところですね」
増「話が出来るようになってきているので、こどもたちが覚えたての言葉で一生懸命伝えようとしてきてくれる姿がとても好きです!!」
新「色々な言葉を吸収して話せるようになってくる学年ですもんね。覚えたてだからまだ完全には覚えていなかったり、理解していない言葉もあるのでチグハグな部分もありますがそこも可愛らしい一面のひとつですよね」
増「そうですね!言葉以外でも出来ることも増えてくるので、一緒に『できた』という部分を共感できるのも魅力の一つかなと思っています」
新「増田先生の3年目ですが、3年間どんな学年を見てきたんですか?」
増「2歳児の担任をやらせてもらって3年目になります(^-^)」
新「3年間同じ学年も珍しいですね!!もう2歳児は任せて!!って感じですね(^O^)」
増「2歳児のスペシャリストを目指そうかなって思っています(笑)」
増「というのは冗談ですが、同じ2歳児でもこどもたちが経験してきた保育の環境によって変わってくるんだなってすごく思いますね」
増「こどもたちと私たち保育士の関り、学年のカラーでその後の成長などにも関わってくるのかなって思うと日々の関り、声がけなどがすごく大事になってくるんだなって実感しています!」
●保育のネタや製作などのアイディアはどこから見つけていたりしますか?
新「バスでこどもと園外に出たりすると、先生たちが自然に手あそびなどをしているのを運転しながらもすごいな~って思っていたのですが、そういう保育のネタというか現場で役立つ保育のコツや製作のアイディアなどはどうやってひらめいたり見つけたりするんですか?」
増「実はもともとアイディアを生み出すってのが苦手なんです・・・。出来上がっているものを見て、はさみで切ってその準備をしたりするのは得意なんです!なので本やネットなどでいいなって思ったものにアレンジをして、現場でやってみたりしています」
増「今作っている壁面製作も、実際は違う動物が台車を引いてその上に果物が乗っていたんですが、冬なのでみかんの製作をしたくて、動物も冬なのでしろくまにしてみました。バックの表現は1年目にやってこどもたちも喜んでやっていたので、ビー玉に絵具をつけて転がして表現してみました」
新「自分の苦手だなって思うところもしっかり理解して、参考にしたものに自分が得意なことを足してよりいい物をつくっていけるのはすごいなって思います」
増「製作などでこどもの成長を感じられるのも楽しいですし、考えて用意してよかったなって思います」
新「製作もどこまでこどもたちにやらせようかなやここまではこっちで準備しようみたいなのもありますが、その辺りの線引きはどのようにしていますか?」
増「こどもたちがどこまでできるかなって考えて、製作の中でこどもにやらせたいポイントを作って準備しています」
増「これは出来るかな?って思いながら準備してできたときはうれしいですし、仮に失敗してもそれも個性として見てみるとおもしろいですね」
増「普段とっても元気のいい子がすごく細かいところまでこだわって製作していたり、その逆があったりと製作ひとつでも意外な発見があっておもしろいですね」
新「同じ製作でもやる時期によってはこどもができる範囲も変わってきますしね」
増「そうですね!1年目はしっかりお手本通りやらなくちゃって思いもありましたが、2、3年目と自分も経験してくると一人一人の違いも個性で成長の証とみられるようになったのは自分自身もこどもたちに教えてもらって成長できたところかなって思います」
こどもの成長の中で、自分の保育士としての成長を感じられたようです!
次回は後編で実際の保育中のエピソードや増田先生が保育士として大切にしていることを紹介していきます!
保育士という仕事の魅力がみなさまに伝わればうれしいです!
写真:髙久 尚貴
インタビュー、ライティング:新井 弾
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