【園長が大切にしていること~特別編~】自己肯定感ってなに??【学び トークショー】
このコーナー(学び トークショー)では業界のトップランカーの方々を招き、
各分野の専門的な話をトーク形式でお話していきます。
幼児教育のこと、職場のコミュニケーション、こどもとの関わり方や食育など
様々なジャンルの内容をお伝えしていきます。
保育士やこどもと関わる保護者、社会人として役立つ情報など
いろいろな立場の方々のお力になりたいという想いからこのような企画を発信しています。
今回は、ふじおか幼稚園の楽しい保育編集長、市村弘貴が
SNSの音声発信機能spacesを使って行った
ペアレントトレーニングのトレーナーで、保育力アップアドバイザーでもある
Kayoさんとのトークを記事にしました。
トークテーマは『自己肯定感について』です。
今回は、kayoさんとは、2回目の対談なんですよねー。
ちなにに第一回目は
「職場の人間関係や保育のこと」についての対談でした。
よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
今回のテーマは「自己肯定感」です。
実はずっと、kayoさんと自己肯定感をテーマに
お話したいなと思っていて。やっと叶いました。
Kayoさんは「自己肯定感」に関する取り組みを
沢山されてますよね?
そうですねー。
僕も、自己肯定感を直接、
アドバイスするということは少ないんですけど
仕組みとして、自己肯定感を伸ばしたいという想いはあって。
先生たちが、自分に自信を持って
保育をできる環境づくりを整えたいという点では、
僕もお話したいなと思いました。
実は、今、自己肯定感の講座を
やってほしいという要望がとても多くきます。
私にお問合せして下さる方の半分くらいの方から
ご要望があるくらいでして、いいお話だなと思うんです。
で、今回、「自己肯定感を高めるためのヒント」ということで
テーマをいただいたんですけど。
「自己肯定感」て、実は、
「高める」んじゃなくて「高まる」んです。
自己肯定感て、潜在意識なので、自分で意識的に
高めるということはできなくて、
知らず知らずのうちに自然と高まっているというのが、
自己肯定感なんです。
なるほどー。ということは、
努力で高めるということは難しいんでしょうか?
自分から努力して高めるというのは?
そうですね。目に見えないものなので、難しいんです。
園長先生は、自分で、
自己肯定感高まったなって感じることありますか?
日常生活の中で?
そうですねー。確かに、
「自信がついた!」ていうことはあるかもしれませんけど。
それが自己肯定感か?と言われると、あいまいですね。
そうなんですよ!自己肯定感てそうゆうもの。
あやふやなんですよ。
だから、なにか、それっぽいものを感じている、
感じたというなら,それは、自己肯定感じゃなくて、
違うものなんですよ。
自己肯定感ていうのは、自然と湧き上がるものなので、
もしも、自分で意識的に感じているとしたら、
それは、自己肯定感とは違う別のものってことですね。
だから、「高める」ではなく、
「高まる」という感じで
考えて頂くといいかなと思いますね。
なるほどー。
でも、そうすると、「低くなる状態」と
「高くなる状態」があるということですよね?
あのー、常々、人間というのは、
どちらかというとネガティブなんです。みんな。
なので、何もしないんでいると、自己肯定感というのは
自然と低くなっていく傾向にあります。
人間ていうのは、危機管理能力というのが、
生きていくために元々備わっているので、
常に事項肯定感が高いというのは、
自己肯定感を高めるために何かアクションを起こしていないと
自己肯定感を高い状態に保つのは、難しい。ということです。
例えば、いつも「ありがとう」を言うようにしている。とか
自分が心地いいと思う状態を取り入れるとか、
そういう環境を作っているとか。
常々、心に心地いいものを取り入れる作業が必要なのかな。
と思います。
なるほど。そうするとイメージ的には、
自分から取りに行く方やり方なのか?
もらうことで、高まるのか?というのはどっちですか?
そうですね。誰かからもらうという段階で、
自分の自己肯定感は低いということになるので。
自分に足りないから、人に求めているんですよね。
人に認めてほしいということは
自己承認が欲しいからということです。
だから周りに求めるんですね。
なるほど。
1番、自己肯定感を高めるのにいいのは、
マンガの「バカボンのパパ」を見習うことですね。
「これでいいのだ」です。
自分にいつも「これでいいのだ」と
言い聞かせること、
これが1番の自己肯定感に繋がりますね。
でも、周りを見ても
「これでいいのだ」と思えることって
「これでいいのだ」って自分で言えることって
難しいですよね?
そうなんです!難しいんですよね。
私自身も「ああこの方、自己肯定感高いな」っていう方に
お会いしたこと、あんまりないですね。それだけ難しいですね。
Twitterとか、SNSとか見ていても
自分の「いいね」の数を気にするとか、
フォロワー数を気にするとかは
自己承認、他人からの承認を求めているということになるので、
自己肯定感としては低い状態なのかな。と思いますね。
なるほど。ということは、
自己肯定感を高くというのは、
結果に関係なく、自分が決めた道を進んでいく、
進んでいけるということですよね?
それをみんなが出来たら、最高ですよね。
そうなんです!自分で自分にOKを出す。
OKを出せる。というのが大切なんです。
これでいいのだ!って
自分にOKを出せることなんですよね。
それが成功するだけじゃなくて、失敗であっても、
後悔することであっても、いいんです。
人間だれしも自己嫌悪に陥ることって
あるじゃないですか?
私だってあります。
でも、自己嫌悪になる自分も、ダメな自分も
これでいいよね、どんな自分であってもいいよね。
自分だよねって思うことが
自己肯定感なんだと思います。
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