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深谷 直子先生(パートリーダー職員)に聞いてみた!後編~ライフスタイルに合った働き方で長く保育現場に居続ける道しるべに 縁の下の力持ちとして支えていける存在~

保育士という仕事の素晴らしさや魅力を、いろいろな方にお伝えしたい!!

そんな思いから、ふじおか幼稚園で働いている先生たちにインタビューしました♪

楽しい話や深い話、面白エピソードなど・・・。

日々、こどもと関わっている先生だからこそのお話をインタビュー形式で紹介します!

今回も前回に引き続き、深谷 直子先生にインタビューしました。

●同園で正職⇒パート職員の経験を踏まえて感じる部分

うちのパートの先生たちはもともと正職として働いていただいた後に、パート職員としてまた戻ってきたりしてくれる先生が多いですが、両方を経験したからこそ感じる部分などはどんなところですか?

パート職員のほとんどは家庭を持っている先生たちです。家庭と仕事を両立する必要があるため、どうしても働ける時間が限られてしまうのが現実です。でも限られた時間の中で自分たちが出来る最高の保育環境をこどもや一緒に働く先生たちに提供していくという部分はパート職員全員が考えていることだと思います。
有難いことにふじおか幼稚園では自分たちのライフスタイルに合わせた働き方をさせていただいでいるので。

家庭の都合上、長い時間勤務したいけど・・・という部分でパートという勤務体系を選択している先生は多く居ると思います。でもその限られた時間の中で出来ることをきちんとやるっていうのはすごく素敵なことですよね!

正職での経験もあるので、今正職で働いている先生たちの悩みもわかるっていう部分は両方を経験したからこそのことだと思っています。
自分が経験してきたことを後輩の先生たちが悩んだ時に『こういった方法もあるよ』って言った風に答えを出すんではなく、背中を押してあげる役割が出来たらなって思っています。

保育士っていう仕事ってすごく魅力があってやりがいのある職業だと思うんです。
でも結婚や出産などで続けたくても続けられないといった状況も出てくる場合があります。
私たちみたいな正職からパート職員になってもこの保育の現場で働く存在が、今現在正職で働く先生たちが同じ立場になった時に『こうゆう働き方もある』『この働き方なら保育現場で仕事を続けられる』というようなお手本というか道しるべになれればいいなと思うんです。
同じ考え、価値観を持った先生たちが長く勤められることがいい保育を長くこどもたちに引き継いで提供できる良さでもあるのかなって思います(^O^)

●ふじおかメソッドを取り入れてのこどもたちの変化

正職~パート職員へと長い間、ふじおか幼稚園で保育士として勤めていただいている深谷先生ですが、長い期間こどもたちを見ている中での変化とかはありますか?

ふじおかメソッドを取り入れるにあたり、初めての試みが多かったので当時の先生たちと試行錯誤しながらではありましたがどんな方法があるのかなど色々と相談しながら楽しんでできたかなって思っています。
先生たちがこどもの成長のためにはどんな方法がいいのか?と意見を出し合い試しながらやってこれたのは自分自身もいい経験になりました。

ふじおかメソッドを取り入れてこどもたちの一体感はすごく強くなったように感じますね!
どうしても何かが出来たかどうかという成果に目が行きがちですが、私は毎日の積み重ねがすべてにおいていい方向にすすんでいっているのかなって思います。
ふじおかメソッドで大切にしている5つの柱にもありますが、『やりぬくチカラ』って大事になります。
毎日の積み重ねをやることで諦めず最後まで頑張ることやどこでこどもたちがつまずいたり迷っているのかもわかってくると思っています。
つまずきがわかるのでそこをどうすればいいのかを他の先生たちとも情報共有できるきっかけにもなりますし。

あとは毎日みんなで同じカリキュラムに取り組むので自然と一体感が出てくる気がします。
一人じゃなくみんなで取り組むことに意味があるようにも思います。
自分だけではなく、クラスや学年の仲間、年下の子や年上の子たちが頑張る姿を間近で見ているので仲間を応援したり、励ましたりする姿をよく見るようになりました!

仲間を応援し、励ます気持ちってすごく大事ですよね!こどものうちから自然とそのような環境にいるっていいなって思います。一体感というか。仲間であり、負けたくない相手でもある仲間だからこそ素直に認められたり、負けたくない一心でより頑張ったりする姿を園でもよく見かけますね!

そうですね!なのでこどもたちの目の輝きを常に観察することが大事かなって思います。
どんなことで興味を持つのか、どの活動が今こどもたちに必要なのかを考えながら保育しているような感じでこどもたち以上に先生たちも楽しんでいますね!
行事などでのこどもと先生との一体感は大きく変わったこどもの変化だと思います(^^)

●保育士をしていて嬉しかったこと、感動したこと

保育士をしていて嬉しかったことはどんなことですか?

やっぱりこどもたちの成長を一緒に見届けたり、サポートしたりできるところですね!
一緒に時間を共有してできるようになったり、成長を感じられたときはうれしいです(^O^)

1年間があっという間に感じます。
そのくらいこの仕事が好きだし充実しているんだなって思います。こどもから教えてもらうこともたくさんありますし、こどもと一緒に自分も成長させてもらっているような感覚ですね!

親としてもこどもが『幼稚園が楽しい!!』って思ってもらえるのってすごく嬉しいです!
こどもたちだけでなく保護者の方々にも園生活に満足してもらえるようなかかわり方をこれからも正職の先生の縁の下の力持ちとして支えていける存在でいたいなって思っています☆

たくさんの経験をしたからこそ感じる部分やその経験を後輩の先生たちに伝えていきたいと語ってくれた深谷先生(^O^)

保育士という仕事の魅力がみなさまに伝わればうれしいです!

写真:髙久 尚貴

インタビュー、ライティング:新井 弾

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