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園長が大切にしてること

問題と向き合う力を育む

教育、育児・・・

こどもを育てることでの最終目的はなんでしょうか。

 

もちろん、答えはひとそれぞれだと思います。

でも、それぞれの目的に共通して言えることがあると思います。

それは、こどもの「自立」です。

 

自立とは、自分の足で立ち、前に進める力をつけることです。

 

わたしたちはそれを「立ち上がるチカラ」と呼んでいます。

「立ち上がるチカラ」には、「問題と向き合うチカラ」という要素も大切です。

 

では、この「問題と向き合うチカラ」はどのように育まれていくのでしょう。

 

こどもは経験が未熟です。

大人と比べ、生きている時間が短いわけですからあたりまえですよね(笑)

 

だからこそ、経験との出会い方や関わり方がとても大切です。

こどもはものごとを上手にできません。

それは、大人と比べるとこどもは経験が浅いからです。

 

しかし、「上手にできないことをする時間」こそ、こどもにとっては大切な時間なのです。

こどもがものごとに取り組んでいるとき、大人がこどもとどうかかわってあげるかが大切です。

 

こどもがものごとに取り組んでいるとき、

よりこどもの経験を深いものにしてあげたいですよね。

こどもの経験を深いものにしてあげるためには、

・答えを出す(与える)のではなく導き出す経験をたくさんさせてあげる

・出した答え(成果))でなく、その過程を大切にしてあげる。

とういう部分を大切にしてあげたいですね。

 

大人から見ると、こどもがものごとをうまくこなせていないように感じることもあるかもしれません。

(これは、こどもの経験の浅さからくるものなので仕方がないことです)

そこで、大人はこどもがやりたがっているのであれば、もどかしさはありますが(笑)

じっくりこどもの取り組みを見守ってあげてほしいなと思います。

 

逆に、大人は経験が豊富なため、ものごとに対し成功、失敗といった評価に目がいきがちです。

 

しかし、こどもにとっては今、まさに初めてのことにチャレンジしているわけです。

そこには成功と失敗という評価は必要ありません。

こどもにとっては、経験を実験しているのです。

 

この実験こそ、こどもの「問題と向き合う力」が育つ瞬間です。

 

こどもの経験の過程を大切に、

こどもの成長を楽しんでみましょう。

 

市村 弘貴

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