園長先生に聞いてみた!【番外編】~STEPラボを開設した理由 すべてのこどもたちの未来の可能性を広げる場所として~
保育士という仕事の素晴らしさや魅力を、いろいろな方にお伝えしたい!!
そんな思いから、ふじおか幼稚園で働いている先生たちにインタビューしました♪
楽しい話や深い話、面白エピソードなど・・・。
日々、こどもと関わっている先生だからこそのお話をインタビュー形式で紹介します!
今回は園長先生に今年度からスタートした児童発達支援事業所『STEPラボ』についてインタビューをしてみました!
●STEPラボを始めたきっかけ
今年度よりスタートしたSTEPラボですが始めたきっかけはどういった理由からですか?
私たちの学園の創業時の理念である「立場に関係なくすべてのこどもたちに教育を」を実現するため、ふじおか幼稚園では2021年4月より旧ふじおか幼稚園園舎を改装し、児童発達支援事業所「STEPラボ」を開設しました。
当事業所では専門知識を持つ職員を配置、学園内のこども園と連携をし、わたしたちが関わるすべてのこどもたちがよりよい教育を受けられるようにと願いを込めて開設した施設です。
なるほど。幼稚園とはまた違った形でこどもたちとの関りを大切にし、こどもたちの成長を支えていくことを第一に考えている施設なんですね。
そうですね。STEPラボで行った活動をもとに、現場の保育士たちと共通理解を深め、こどもたちが通うこども園での生活をより質の高いものやこどもたちにとって楽しめるものになるよう支援をしていきます。
この考えが今、国連が打ち出した「より良い世界にするためのみんなの宿題」として掲げられたSDGsの中にある『すべての人に健康と福祉を』という理念に関係しているものと考えています。
SDGsの考え方にも沿った理念もあるんですね。
すべてのこどもたちに質の高い教育をという考えはすごく素敵だと思います。
●STEPラボに対しての願いや想い
STEPラボへの想いや願いはどういったことがありますか?
どうしても児童発達支援という言葉だけを聞くと心配したり不安なイメージを持ってしまわれる方も居るかもしれません。
ですが、こどもたちの選択肢を増やす方法をみんなで考えています。
この方法なら?とかこういったやり方は?といったように色々な方法を日々模索しています。
STEPラボには専門的な知識を持った職員が居ますし、保育の現場に長く居た職員が居てこどもたちのことを本当によく考えて日々のカリキュラムを考えながらこどもたちと接しています。
大人になってから『こうすればよかった』と思ってもこどものようにはいきません。
なのでこどものうちにいかに将来の選択肢を多く出来るかが非常に大切になってきます。
そのために未来の可能性を多く広げられるようにこどもたちを支えていけるための場所なのではと思っています。
未来の可能性を広げるための場所ってとてもいいですね。
専門的な関りをすることでこどもたちの成長を支えていくお手伝いをしているんですね!
こどもたちの可能性は無限です。ですが中には苦手なものにチャレンジすることが難しく感じてしまうこどもたちもいます。
そういったこどもたちが得意なことは今より伸ばし、苦手なことにもチャレンジしてみようと前向きに思ってもらえるような存在であればいいなと考えています。
今、STEPラボに通っているこどもたちは毎回すごく楽しそうに活動しています!
『お勉強してきまーす!』と元気に向かう姿を毎日たくさん目にします。
出来ることも増えたり、なにより色んな事にチャレンジする姿がとても増えた印象です。
こどもたちの成長を感じ、改めてSTEPラボの開設が「立場に関係なくすべてのこどもたちに教育を」という学園の創業時からの想いが少しずつではありますが、確実に一歩ずつ周りに浸透していっているという実感を感じられ嬉しく思っています(^O^)
以前、STEPラボについて書かせていただいたプレスリリースです!
ぜひご覧になってください!!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000040047.html
インタビュー、ライティング:新井 弾
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