宗片 梓早先生(保育士6年目2歳児担任)に聞いてみた!前編~こどもの興味に耳を傾ける 大きな気持ちで日々の関りを持つ~
保育士という仕事の素晴らしさや魅力を、いろいろな方にお伝えしたい!!
そんな思いから、ふじおか幼稚園で働いている先生たちにインタビューしました♪
楽しい話や深い話、面白エピソードなど・・・。
日々、こどもと関わっている先生だからこそのお話をインタビュー形式で紹介します!
今回はふじおか幼稚園で今年度こぐま組(2歳児)の担任をされています宗片 梓早先生にインタビューしました!
●今担任をしている学年の魅力、保育をしていて楽しいと思う瞬間
宗片先生は今2歳児を担任されていますが、この学年の魅力、楽しいと思う瞬間はどんなところですか?
言葉をたくさん覚えてくるので、会話がコミュニケーションの大部分になってくると思うんです。なのでこどもたちと会話でのコミュニケーションが増えていくところは楽しいですね!
小さい時から弟の面倒をみたり、こどもと関わることが好きだったので、こどもたちと毎日関わっていられるっていう部分は楽しいですね!
2歳児になるとたくさんの言葉を話せるようになりますもんね!会話が成立するというか。時にはおもしろい会話もありますが(笑)
そうですね。たくさん吸収して色々なものに興味を持つ学年だと思います。こどもたちの『なんで?』や『どうして?』っていう疑問が増えてくるので、こどもたちのそういった興味に対してすべてにわかりやすく答えてあげられるようには心がけていますね!
自分は我が子の『なんで?』『どうして?』っていう質問になかなかすべて答えてあげられていないのが現状です。一番やっちゃいけない『ちょっと待ってて』ということが振り返ってみると多くて反省します(>_<)こどもたちが長く生活する園でそういった対応を先生方がしてくださるのはとても有難く嬉しいですね!
私もすべてに上手にわかりやすく答えられているかはわかりませんが、こどもたちが色々なことに興味をもったり、疑問を感じたりすることに楽しさみたいなものを感じてもらえるような関わり方が出来たらと思っています!
少し話はそれてしまうかもしれませんが、新年度に向けて未満児組から幼児組にかわるっていうのはちょっとした節目のような思いが僕はあるのですが、進級に向けて取り組んでいることってありますか?
大きく変わった部分は3学期からお昼寝の時間をなくしてその時間にルールのあるあそびや集団活動などを多く取り入れて少しずつ新年度に向けて準備していることですね。
個々でのあそびから集団の中で活動、あそびが出来るように楽しく過ごせるよう保育士みんなで考えて保育しています!
●こどもと接するうえで、大切にしていること
こどもと接するうえで、大切にしていることはなんですか?
以前、研修に参加した時に他の保育士が『こどもと接するときはおばあちゃんのような気持ちで』という事をお話していて、その言葉にすごく共感したというか考えさせられることがあったんです。
『おばあちゃんのような気持ちで』とは具体的にはどういったことですか?
当たり前ですがこどもと親って関係はすごく近い存在です。
保護者の方の『こうなってほしい』や『こんなことが出来るようになってほしい』という願いや想いはとても大切です。
親とは少し離れた立場にある祖父母のような大きな気持ちでこどもたちに関われたら違った形でこどもたちと関われたり、声掛けにしても違った形でできるのかなって思うところもあり、その話を聞いてからこのことを大切に心掛けていますね。
なんかすごくわかりますね。僕も我が子に対して『こうなってほしい』などの想いはたくさんあります。でもなかなかうまくいかなくて自分の親に相談したりすると『あなたもそうだったんだよ』ってよく言われます(笑)。直接的な解決策ではないのかもしれませんが、自分はそういった第三者の目というかその言葉で自分だけじゃないんだって思う事が多くあります。祖父母の寛大な気持ちってすごく救われるというか、先生たちがいつも成果や出来ないことに目を向けるんじゃなくて大きな気持ちでこどもたちと接してくれているのは親として有難く思います。
なので、自分が保育に迷った時や反省した時は、その『おばあちゃんのような気持ちで』という部分に帰るようにしています。
あとはどんなことにもチャレンジしていくことはすごく大事だなっていう想いもあるのでやる前に諦めるんじゃなくて『まずチャレンジ』を大切にしています。
大きな気持ちでこどもたちと関わることを大切に日々保育している宗片先生。
次回はどんな話が聞けるかな?
保育士という仕事の魅力がみなさまに伝わればうれしいです!
写真:髙久 尚貴
インタビュー、ライティング:新井 弾
この記事へのコメントはありません。