青山 太紀先生(保育士7年目年少児担任)に聞いてみた!前編~初めての年少担任から感じる新たな発見~
保育士という仕事の素晴らしさや魅力を、いろいろな方にお伝えしたい!!
そんな思いから、ふじおか幼稚園で働いている先生たちにインタビューしました♪
楽しい話や深い話、面白エピソードなど・・・。
日々、こどもと関わっている先生だからこそのお話をインタビュー形式で紹介します!
今回はふじおか幼稚園で今年度りんご組(年少児)の担任をされています青山 太紀先生にインタビューしました!
青山先生は、ふじおか幼稚園で男性保育士として勤めている7年目の先生です!
●保育士、幼稚園教諭になりたいと思った理由
新「男性保育士としてということで、自分自身も男性というところもあり、青山先生がなぜ保育の道を志したのかというのがすごく興味があるのですが・・・」
青「自分が中学生くらいの頃は実家が電気屋をやっていることもあり、家業を継ぐんだろうなっていう思いもあり、高校も工業系の学校に進学しました。ですが正直そこでの授業が自分にとってはあまり興味を持てるものではなかったんです・・・。」
青「興味を持つことが出来ないものを自分はこの先仕事としてやっていけるのかという不安が大きくなったこともあって、たまたま職場体験でこどもと関わる機会があってこどもと関わるのはすごく楽しかったんです。こどもと関わることが仕事ならすごくやりがいもあるのかなと思いこの道を志いしました」
新「正直、家業を継ぐって他からすればいいなと羨む部分かなと思うのですが、その道ではなくあえて違う道を行くことに不安はなかったのですか?」
青「新しいことへの不安とかより自分がやりたいと思うもの以外をやることの方が不安は大きかったです。周りも就職する割合の方が多かったので保育の養成校に進学すると言ったら学校の先生にはすごく説得はされましたが・・・(笑)でも、親も自分のやりたいことならと応援してくれたのですごく感謝しています」
新「親御さんも青山先生のやりたいことを応援してくれたってのはとってもありがたいことですね。工業系の勉強は興味が持てなかったと話していましたが、保育の勉強はどうでしたか?実際にこどもと関わるだけじゃなく座学もたくさんあったと思いますが・・・」
青「保育の勉強は自分でやりたいって決めた部分が大きかったので、なるほどな!って納得させられることが多かったです」
家業を継ぐというところからこどもとかかわるという部分に興味を持ち、短大進学と保育士としての夢を持ったそうです!
●初めての年少児、今までとの違い、おもしろさ、難しさは?
新「毎年の辞令発表で年少担任と発表があり、本人も驚いた部分もあるとおもいますが、初めての年少を受け持って今の違いやおもしろさ、難しさなどはどうですか?」
青「違いは言葉だけじゃ伝わらないなっていう難しさはすごく感じました。いかに短い言葉で魅せていくのがいいのかや、カッコいいお手本のこどもたちを見てまねをさせたり、言葉以外のツールでどうすれば興味をもってくれるかなって考えながら関わらせてもらえるのは自分もすごく勉強になります」
青「年少児だと初めて集団生活を経験するこどももたくさん居ます。まっさらな状態のこどもたちにいかに習慣を身につけてあげたらよいのかっていう部分は今までとは大きく違う点なのかなと思います」
青「でもその逆で、初めての経験が多いからすごく純粋な部分も多いです。本当に素直だからなんでも吸収してくれます。こちらからすると「こんなに喜んでくれるの?」っていうことでもすごく喜んでくれたり、「これは反応があんまりよくなかったかー」って思うこともあったりして素直さはおもしろいと思う部分の一つかなって思います」
青「こちらの関わり方もすごく影響するんだなって思います。例えばこちらがこどもたちに対して注意を中心に話をしてしまうと、その言葉が残ってしまいます。もちろん集団生活なので注意をしなければいけないこともありますが、苦手な事にも前向きな声かけだったり、応援するなどみんなで盛り上げる雰囲気が作れれば全体が温かい雰囲気になります」
青「素直ゆえにこちらの関りがすべて影響してしまうのは難しさであり、日々考えながら関われる楽しさなのかなと思います」
新「先生のカラーが出やすいってのはありますよね。うちの子も担任の先生が1番大好きです。先生の前向きな声かけや明るい雰囲気をそのまま吸収していけるとクラス全体が温かい雰囲気になっていいですよね」
初めての年少児担任ということで新たな発見やおもしろさを語ってくれた青山先生!次回はこどものエピソードや男性保育士としての想いなどを紹介します(^-^)
保育士という仕事の魅力がみなさまに伝わればうれしいです!
写真:髙久 尚貴
インタビュー、ライティング:新井 弾
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