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園長が大切にしてること

市村弘貴 監修ワークショップ~コミュニケーションと発見、ひらめきを学ぶ~

先日、幼稚園として面白い取り組みをしたので紹介します。

 

ぼくたちは、答えのない時代を生きています。

そんな時代を生きるこどもたちに必要なことについて、このメディアでも紹介してきました。

また、

前回の記事で、海外からSTEAM教育を広めるというステキな活動をされている『STEAMS LAB JAPAN』様と、

21世紀を生き抜くチカラである、STEAM教育や非認知能力を伸ばす日本の子育てに貢献したいという願いが一致し

『STEAMS LAB JAPAN』様で取り寄せているSTEAM教育の教材を使い、ふじおか幼稚園の楽しい保育編集長の市村弘貴が監修させていただいた、ワークショップについての記事も書かせていただきました。

 

そして、今回(11月5日)ふじおか幼稚園を会場に監修させていただいたイベントを開催しました。

このイベントは、STEAMS LAB JAPAN様の教材を使い、

電気の仕組みを学び、実際に電池や電球、電気を通す粘土、電気を通さない粘土などの材料を使い、光る車を完成させよう!といった内容でした。

 

この教材自体が、発見や気づきを楽しめるステキな教材です。

 

さらに、「こども同士のコミュニケーション(ディスカッション)」を加えたものがこのイベントです。

 

イベントのこどもたちへの関わり方(スタンス)や、ディスカッションの内容や、進め方などを提案させていただきました。

アイディアを出し合い書き込むこどもたち

このアイディア出しの目的は正解不正解を導き出すのではなく、アイディアを形にすること。

答え合わせは、その後仕分ければいいのです。

チームで電気を使うもの、使わないものを仕分けました。

1人だけでなく、みんなの意見を聞きながら、チームなりに答えを出していきます。

 

そしてこのイベントの1番のポイントは、

本来一人一つ配られる教材が、グループに一つ配られたということです。

 

アイディアを形にしたり、

試してみる作業も、

 

「いちいち」仲間と考えなければいけない。

 

チームで答えを導き出さなければいけない環境をつくったことです。

そして、ミッション中は、困難やトラブルが用意されていて、

こどもたち同士で、コミュニケーションを使い、その問題をクリアしていきます。

すると、不思議!!

発見や気付き、やってみたいを育むSTEAM教育の教材が、

チームワークを学ぶワークショップに生まれ変わりました。

 

チームで発見や興味を共有し、

チームでmissionをクリアしていく。

 

もともとステキな教材でしたが、

 

そこに「体験」という新たな価値が生まれたのです。

 

市村 弘貴

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