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園長が大切にしてること
4月はこどもの成長のチャンスであふれている
ぼくたちの幼稚園では、本日、4月11日(令和4年)から1学期がスタートします。
4月1日から新年度はスタートしていますが、認定こども園の場合、さまざまな園の利用ができ、
全員がそろうのが今日ということになります。
朝からこどもたちの元気でにぎやかな声がいたるところから聞こえてきました♪
ふと、園庭を見回っていると、0.1.2歳児のこどもたちが使っている下駄箱の前に年中、年長さんが集まっていました。
編集長:「どうしたの~?」
と、声をかけると・・・
こども:「お掃除してるの!」
はきはきと答えてくれました。
小さい子たちのお世話を楽しんでいるようでした。
編集長:「うれしい!どうしてお片付けしてくれてるの?」
と、聞くと
こども:「先生に手伝ってあげて~って言ってもらったの!」
と、こどもたち。
下駄箱の中の土を出したり、
名前が見えるように靴を並べなおしてくれたり、
靴の裏同士をたたき、どろを取ってくれたり、
とくに、まわりから、「あれやって、これやって」と言われるわけでもなく、
それぞれのこどもたちが自分たちの考えるお手伝いをしているようでした。
こどもたちに声をかけてくれた保育士も、こどもたちもステキだなぁ~と感心してしばらく様子をうかがっていました。
新学期。
クラスや、おともだち、先生・・・
こどもたちの周りでいろいろな環境が変わりますが、
学年が変わるという変化も、こどもたちにとってはとても大きい変化でしょう。
学年が変わるということは、
今まで憧れだったお兄さんお姉さんのように自分たちがなるということ。
自分たちより、小さいこどもたちが園にやってくるということ。
こどもたちの「教えてあげたい」「役に立ってあげたい」という想いを大切に、
こうしたお手伝いや小さいお子さんのお世話をたくさんさせてあげてほしいなと思います。
忙しいとつい、
「まずは自分のことやって!」
と、言いたくなってしまうこともあるとは思いますが💦
「〇〇やったらお願いしたいな」
「終わったら〇〇ちゃんのこともやろうね」
と、時間が許す限りでいいと思いますので、
ぜひこどもの「成長したい」という気持ちをぐんぐん伸ばしてあげましょう。
市村 弘貴
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