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園長が大切にしてること
【保育から考えるSDGs~その2~】幼稚園・保育園のSDGsの取り組み例~いつもの関わりに少しだけ手を加えてみよう~
コラム内でこどもと「SDGs」について考える前に心がけてほしいことについて書かせていただきました。
↓こちらからご覧になれます😊
【保育から考えるSDGs~その1~】「だれ 一人取り残さない」世界を実現するためにわたしたちでもできる土台作り
SDGs(持続可能な開発目標)とは・・・
SDGs とは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標の略称)」で、「エスディージーズ」と読みます。
2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟 193 か国が 2016 年から 2030 年の 15 年間で達成するために掲げた目標です。
持続可能な世界を実現するための 17 のゴール・169 のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。
SDGs は発展途上国だけでなく、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものとして、日本でも積極的に取り組まれています。
今回のコラムでは、ふじおか幼稚園の「SDGs」への取り組み例を少しだけ紹介したいと思います。
SDGs目標1「貧困をなくそう」についての取り組みについて
こどもたちが毎日小さな問題と向き合う過程を大切にすることで、
将来こどもたちが社会問題と向き合うための大切なチカラになります。
自分以外の「だれか」のことを考える機会をたくさんつくってあげましょう。
・絵本の登場人物の気持ちを聞いてみる
・ともだちとのトラブル時などに、自分自身の気持ちと相手の気持ちを聞いてみる
・ニュースなどで取り上げられた社会問題や事件などを分かりやすく説明し、気持ちを聞いてみる
など、できる限り「だれか」の気持ちを考え、
可能であれば自分たちにできることなどについて話し合ってみることもとてもよいことだと思います。
・自分だけがよければよいのではなく、みんなが毎日笑顔であふれることを願う
・小さな行動でも、だれかのためになることをしたときの気持ち
といった、そのときの「気持ち」や「感じたこと」の大切さをこどもたちに伝えてあげましょう。
SDGs目標2「飢餓をゼロに」についての取り組みについて
ぼくたちは食事をとることで様々な生き物から命をいただいています。
畑で作物を育て収穫する体験などの食育を通し
食べ物の大切さや、命をいただくことへの感謝の気持ちを持つことの大切さを伝えてあげましょう。
お店屋さんごっこなどで食べ物を製作し、お客さんによろこんでもらう体験などもいいと思います。
普段こどもたちが行っている活動に、「食」の大切さにについての学びや体験を加え、こうした社会問題にもふれる機会をつくってあげましょう。
「SDGs」に取り組むと聞くと、少し難しいように感じてしまいがちですが、特別な内容を行わなくてもいいと思います。
事前に「SDGs」について理解し、
普段行っている保育にほんの少しだけ・・・
「みんなが行っていることって素晴らしいんだよ」
「今、みんながやっていることはこういう人たちのためになるんだよ」
「世の中には、こういう社会問題があるんだって!みんなも・・・」
「みんななら、どう感じるかな?」
と、こどもたちに伝えたり、考える機会をつくってあげることでも立派な「SDGs」への取り組みだと思います。
保育やご家庭でのお子様と関わりにお役にたてたらとってもうれしいです。
今後もこのコラムで「SDGs」への取り組み例などを発信していきたいと思っていますので、
お付き合いいただけるとうれしいです😊
市村 弘貴
FM FMくらら857のレギュラー番組「ひろき先生のなんでも子育て相談室」の第一回目の後日談がYouTubeで配信されました。
「ひろき先生のなんでも子育て相談室」は、FM FMくらら857でご視聴できます。 (毎月第2・第3木曜日 PM12:00~)
全国どこでもご視聴できる ブラウザ版プレーヤー・視聴用アプリはこちら♪ https://fmplapla.com/fmkulala857/
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