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園長が大切にしてること
子どもが夢中で話し出す!~親子の会話が変わる魔法の質問術~
みなさんこんにちは!
今回は、親子のコミュニケーションをもっと楽しく、深めるためのヒントをお伝えしたいと思います♪
忙しい日々の中でも、子どもと一緒に過ごす時間は貴重ですよね。
そんなとき、親子の会話をちょっと工夫するだけで、より楽しいひとときになりますし、子どもの考え方や感じ方をもっと理解できるかもしれません。
質問でコミュニケーションを深めよう
きっと、みなさんも、お子さまに
「今日どうだった?」
とか、
「好きな食べ物は?」
といった、日常的から会話が楽しくなる質問をされていると思います。
ぼくたち、保育士がよく使う小技でもあるのですが、
そうした質問も、
すこし広げてみることで、子どもたちの掛け合いや、やりとりがどんどん楽しくなり会話が盛り上がるんです!
たとえば、こんな感じです😊
好きな動物は?
よくあるシチュエーションで、絵本や図鑑をみているときなどに、
お子さまに「すきな動物はどれ?」
なんて、質問をしたことがあると思います。
そこで、子どもが「ライオン!」と答えたとします。
「そうだよね~ライオンかっこいいよね~」
っといった感じで、会話を終わらせてしまうのはちょっともったいないですね。
そんなときは、こんな風に広げてみましょう。
- 「ライオンのどんなところが好き?」
- 「そのライオンと一緒に何をしたい?」
- 「もしライオンを飼えるなら、どこにあそびに行きたい?」
このように、少しずつ質問を重ねると、
子どもの想像力がどんどん広がり、会話が楽しくなります。
きっと、子ども自身が質問をヒントに会話を盛り上げてくれるでしょう♪
そうして子ども自身も自分の考えをじっくり話すことで、
「親が自分に興味を持ってくれている」
と感じ、自己肯定感もアップします。
質問が家庭にあたえる影響
このちょっとした工夫が、子どもとの会話を深め、親自身も、
「そういうとらえ方をしているんだ」
「〇〇だと思ってたけど、〇〇が好きなんだ」
と、子どもの気持ちをより理解するきっかけにもなりますし、
何気ない質問の中でも、子どもが親に対し、
「自分のことをもっと知りたいんだな」
と感じます。
そうした雰囲気で、家庭のコミュニケーションが自然と円滑になっていきます。
さらに、こうした会話のやり取りは、親自身も
「どんな風に質問すれば、子どもが楽しく話せるか」を学ぶ良い機会になります。
親子の対話が増えることで、子どもももっといろいろなことを話したくなるし、親も子どもの成長を実感できるようになるので、おすすめです😊
質問を遊びに発展させよう!
例えば、会話が盛り上がってきたら、ちょっとした遊びに発展させるのも面白いです😊
「ライオンの鳴き声をみんなでやってみよう!一番上手なのは誰かな?」
なんて、遊びながら自然に子どもの想像力や表現力を育てることもできます。
こうしたやりとりは、子どもたちが「会話って楽しい!」と感じるきっかけにもなります。
どんな質問にも応用できます
たとえば、
- 好きな色は? → 「その色でお部屋を全部塗り替えるなら、どんな家具を置きたい?」
- 好きな季節は? → 「その季節にどんなことをしたい?誰と一緒に行く?」
- 行ってみたい場所は? → 「そこでは何をして遊びたい?」
こういった質問はどんどん応用がききます。簡単な質問でも、その後の展開を工夫するだけで、子どもの考え方が深くなり、親子の会話もどんどん豊かになります。
親子でコミュニケーションを楽しもう♪
親子での会話は、ただ言葉を交わすだけでなく、お互いをもっと知り、理解し合う大切な時間です。質問を工夫してみると、自然にコミュニケーションが深まり、子どもももっと話したくなります。質問を広げて、楽しい親子の会話をぜひ日常に取り入れてみてくださいね!