📚絵本『おおきくなったら』~絵本がくれる、やさしい時間 — なおこ先生に聞いてみました♪~

🧸このコーナーについて
ふじおか幼稚園の先生たちが選ぶ、とっておきの「おすすめ」をご紹介。
絵本、おもちゃ、子育てグッズ、あそびのヒントやお出かけスポットまで――
先生たちが「これ、本当に良かった!」と感じたリアルなアイテムや工夫をお届けします。
ぜひご家庭でも、子どもたちとの時間をもっと楽しむヒントにしてみてくださいね♪
今回は、なおこ先生がおすすめしてくれた絵本をご紹介します✨
タイトルは…
『おおきくなったら』(作:くすのき しげのり/絵:狩野 富貴子)

📖この絵本、どんなおはなし?
ちいさなアリが、「おおきくなったらどうなるのかな?」と考えるところから始まるこのお話。
ページをめくるたびに、いろんな生きものが登場して、どんなふうに成長していくのかをやさしい言葉と絵で描いています。
でも、最後にアリが気づくんです。
**「自分は自分のままでいいんだな」**って。
このシンプルだけど大切な気づきが、読み終わったあとにふんわり心に残ります。
👀子どもたちの反応は?
「おおきくなったら~…」と先生が読み始めると、
もう子どもたちはワクワク♪
次のページをめくる前に「ライオン!」「カメ!」なんて、こたえを言いたくてたまらなくなっちゃいます(笑)
繰り返しのリズムが心地よく、小さな子もすぐに入り込めるのがこの絵本のすごいところ。
アリの小さな体で大きな未来を想像する姿に、こどもたちも自然と共感しているようです。
真剣な顔でじっと絵を見つめる姿が、なんともかわいいんです。
🌱なおこ先生の想い
「こどもって、自分のことをちょっと不安に思ったり、比べてしまったりすることがあるんですよね。
だからこそ、“今の自分で大丈夫だよ”って伝えてあげたい。」
そんな気持ちで、この絵本を選んだそうです。
こどもたちが自分の気持ちをことばにしたり、
絵本を通して感情に出会ったり、
誰かの気持ちに寄り添えるようになる。
読み聞かせの時間が、そんな**“心が育つ時間”**になったらうれしいなと、なおこ先生は話してくれました。

📝編集長より
なおこ先生の話を聞いて、改めて「絵本ってすごいな」と感じました。
絵本って、ただの“お話”じゃなくて、こどもと心をつなげるツールなんだなと。
「おおきくなったら、どうなるんだろう?」
そんな問いかけをきっかけに、
**「今の自分を大切にすること」**をやさしく伝えてくれる一冊。
きっと、ご家庭で読んでも、あたたかい時間になると思います♪
気になった方は、ぜひ一度手に取ってみてくださいね📚✨

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