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園長が大切にしてること

こどもをプレッシャーから解放することでうまくいくことも・・・?「着替えてくれない!」「ご飯を食べてくれない!」~時間がないのにこどもがいうことを聞いてくれないときの対処方法~

子育てをしている中で多い悩みが

「こどもが思い通りに動いてくれない」

 

ではないでしょうか(^^;

 

幼稚園の時間、仕事へ行く時間、家族でお出かけに行く時間・・・

 

大人は何時までに〇〇に行くから、△△を終わらせる。

といった、計画を元に行動することができます。

 

でも、こどもはそうはいきません・・・

 

▢時までに△△を終わらせないと間に合わない・・・

 

でも、こども本人は・・・

 

ご飯中にあそんでいてまったく進まない・・・

「着替えない!」と駄々をこねる・・・

「〇〇してからあそんでね」と言っても全く言うことを聞いてくれない・・・

「ヤダ!」の連発で、最後は怒られ大泣き・・・

 

そんな中、時間はどんどん進んでいく・・・

 

この、こどもの「したくない」の時、

不思議なことに親が焦ったり、怒ったりすればするほど、どんどん泥沼にはまっていく感覚になりますよね・・・(笑)

 

もちろん、ケースによるとは思いますが、

このときこどもの中で起こっていることは・・・

着替えたくないなど、「〇〇したくない」ということではなく、

「〇〇しなさい」と言われたことだったり、

先に靴下を履きたかったけどズボンを履くよう言われたなど、「先に他にしたいことがあった」といったこどもなりの理由がある場合もあるかもしれません。

 

大人にはなかなか思いつかない「理由」がある場合も多いですよね(^^;

 

こどもがゆずれず、癇癪をおこす場合、実は「内容」ではなく、「プロセス」が気に入らないということが多いように感じます。

 

例えば・・・

 

こどもがなかなか着替えをしてくれないとします。

 

親からすれば、時間通りに家を出なければ、仕事に間に合わず、

こどもに何度も「早くきがえなさい。」と、声をかけているが、

 

こどもは「着替えない」の一点張り・・・。

 

親子の長い駆け引きが始まります・・・(笑)

 

当然ですが、力ずくで済ませようとしたら・・・余計に時間が長引きます・・・。

 

こどもの土俵で戦ってしまったら、負けるのは私たちです(笑)

 

そんなときに試してほしいことは、「プレッシャーから解放する」ことです。

 

園でもよく見る光景ですが、

「わかったよ、じゃぁパジャマでいこうね」

と、伝えると・・・

 

こどもから「パジャマではいかない・・・」

と、言って着替えはじめることがあります。

 

このときの「パジャマでいこうね」は、

こどもに降参させるためにあえて譲っているのではなく、

「まぁ、風邪を引くわけでもないし、いいか」

くらいの気持ちです。

 

健康や命に関わることであれば、放任ですが、

もし、こどもの「したくない」に悩んでいた場合、ひとつの方法として、好きにさせてみるという方法も意外とうまくいくかもしれません。

 

もし、それで本当にパジャマで登園することになったら・・・

 

担任の先生に理由を話し、協力してもらいましょう(^^;

 

そこで「やっぱり恥ずかしかった」「みんなと違った」と、こどもが自分で気づくことも大切な経験になるかもしれません。