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園長が大切にしてること

新しい環境でもだいじょうぶ!こどもの“ポジティブ力”を育てよう

みなさんこんにちは♪
春のあたたかさと一緒に、こどもたちの新しい1年が始まりましたね🌷

新しいクラス、新しい先生、新しいお友だち…。
4月は、どの子にとっても「新しい」がいっぱいの季節です!

それは、新入園児だけでなく、進級した子どもたちもみんな同じ♪
環境が変わると、大人だってちょっとドキドキするものです。
きっとこどもたちも、同じように心がそわそわしているのでしょうね。

「うちの子、大丈夫かな…?」

って、つい心配になってしまうものです。

「おともだちと仲良くできてるかな?」
「新しい先生のこと、好きになれたかな?」
「ちゃんと給食食べてる?」

…この時期は、保護者の方からそんな声をよく耳にします。
どうしても気になってしまいますよね(^^;

でも、だいじょうぶです。
こどもたちは、大人が思っている以上に“環境に順応する力”を持っています。
どの子も、ちゃんと少しずつ慣れていきますから😊

泣いてしまったり、不安そうにしていたり、いつもより甘えん坊になったり…。
そんな姿は、こども自身の心が一生懸命“がんばろう”としている証なんです✨

声かけのコツは「ポジティブに、やさしく」🌟

新しい環境でがんばっているこどもたちに、ついこんな声かけをしてしまいませんか?

「泣かなかった?」
「誰かにイヤなことされてない?」
「給食、残さなかった?」

これは、こどもを心配している“愛情”からの言葉なんですよね。
ただ、こうした聞き方には実は少し注意が必要なんです。

  • 「何かイヤなことがあった」ことを前提として聞いてしまっている

  • こども自身が“楽しかったこと”よりも“イヤだったこと”に意識を向けてしまいやすい

  • 「イヤなことを話すと、親が注目してくれる」と思ってしまう場合もある

…そんなふうに、意図しない方向に心が引っ張られてしまうこともあります。

じゃあ、どんな言葉かけがいいの?

実は、ほんの少しだけ“聞き方”を変えるだけで、こどもたちの心はふわっとほぐれます✨

✅「今日はどんな楽しいことがあった?」
✅「お友だちと何して遊んだの?」
✅「明日はどんなことしてみたい?」

ポジティブな言葉かけは、こどもに安心感と前向きな気持ちを届けてくれます。
そして何より、「楽しいこと」「できたこと」「うれしかったこと」に目を向ける習慣は、
将来、どんな場所でも前向きに生きていける“心の力”になります🌱

笑顔で「いってらっしゃい♪」が最強のサポート

朝、ちょっと不安そうな顔をしているこどもを見ると、親としては心がぎゅっとなりますよね。

でも、そんなときこそ――
「いってらっしゃい♪ たのしんできてね!」

この笑顔のひと言が、こどもたちの背中をやさしく、そして力強く押してくれます。
大人の落ち着いた笑顔は、こどもにとってなによりの安心のしるし。
「だいじょうぶ。あなたならやれるよ!」というメッセージそのものです。

こどもの小さな一歩をみつけよう

4月は、こどもたちにとって「はじめて」と「がんばる」がいっぱいの季節。
毎日のちいさなチャレンジと成功の積み重ねが、確かな成長につながっていきます。

ぜひ“できたこと”“たのしかったこと”を引き出す声かけを意識してみてください😊
そして、こどもたちの小さな一歩を見逃さず、「それ、すごいね!」と伝えてあげてくださいね。

笑顔でスタートする一日が、こどもたちの未来をぐんと広げていきます🌈

 

市村 弘貴

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