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園長が大切にしてること
このコーナー(学び トークショー)では業界のトップランカーの方々を招き、
各分野の専門的な話をトーク形式でお話していきます。
幼児教育のこと、職場のコミュニケーション、こどもとの関わり方や食育など
様々なジャンルの内容をお伝えしていきます。
保育士やこどもと関わる保護者、社会人として役立つ情報など
いろいろな立場の方々のお力になりたいという想いからこのような企画を発信しています。
さて、今回は、ふじおか幼稚園の楽しい保育編集長、市村弘貴が
SNSの音声発信機能spacesを使って行った
ペアレントトレーニングのトレーナーで、保育力アップアドバイザーでもある
Kayoさんとのトーク記事です。
※今回のトークの内容でお伝えしている保育士向けコミュニティについてはこちら
今回も、kayoさんと
色々お話をしていきたいと思います。
kayoさん、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
今回のテーマですが・・・。
「これからのチームのつくりかた」
チームを作る人達が集まるコミュニティ。です。
前編後編の2回に分けて
お送りしていきたいと思います。
さて、kayoさんと何回か、
スペースをやらせていただいている中で
人間関係についてのお話とか。前向きになる働き方とか。
自分の背中を押す方法とか。たくさん話してきましたよね。
あとは、みなさんの悩みや、
相談を聞かせてもらったりして。
実際に幼稚園で働く、
主任という立場の先生が抱えている悩みだったり、
その解決方法だったりも話しました。
そのなかで、全体的には、主任の先生とか向けの内容が
多かったのかななんて、僕は感じてるんですけど。
そして、話していく中で、ぼく的には
そういう人たちの力になりたい!っていう
意欲なんかも出てきたりして。
そこで、kayoさんと一緒に
新たにコミュニティを作ろう!
という話になりました。
そうなんですよねぇ。
いろいろなことがどんどん
始動しています!!
その中で、ぼくが思ったことは
ミュニケーションを良くすること。が
全てに作用されていくということだったんですね。
なるほど!!
そこで、今回のこのテーマですね!
そうなんです!!!
そこで・・・なんですが。
人(職員)が辞めるということについて僕も考えてみました!
多分、園も企業も同じだと思いますが、そこで働く人が辞めてしまうということは
その企業や園にとっても、トップの人にとっても
そして現場で働く人たちにとっても
いい事ってないんですよね。
人が辞めてしまうことで。
大変なことばかりになってしまいますからね。。
本当にそうですよね。
そして今年もいよいよ採用の時期になってきましたけど。
採用の時期になってくると、色々な悩みが出てくる。
僕も地域の他の幼稚園とかとも関わりがあって
そういった園の方たちと話をする機会も多いですけど
なかなかこう保育士が集まらないとか。
どうしたらいいんだろう。とか、
採用について、悩んでいたりする園と出会うんです。
人が多く辞めてしまう。なかなか採用が集まらない。
園自体ももちろん、困ってしまいますけど。
実は、それって現場の先生たちも
勤務時間が長く成ったり、休みがとりづらくなったりと
困る事しかなくなってしまいます。
不のスパイラルというか。不幸な状態になっていく。とうかね。
で、実際に、なんでそうゆうことが起こるのか?
ってぼくも考えるようになりました。
kayoさんは、園長先生とは違う立場ですが
kayoさんから見て、
どうしてか?とか考えたりしますか?
そして人が辞めないために
必要なことってあったりすると思いますか?
そうですねー。
先生方が、辞める理由として、
給料の問題、労働時間の問題、シフト、
休みなどの勤務形態、もちかえりの仕事問題や、
保育方針が園と会わないなど、
色々な理由があると思います。
でも、よく考えて紐といていくと
1番は、だいたい人間関係なんですよね。
ペアを組んでいる先生と馬が合わないとか、
先輩の先生からの叱咤激励に耐えられないとか、
自尊心が気付つけられてしまう。とか
働く意欲が失われて・・・なんて声がよく聞かれます。
そして人間関係が理由で
辞めてしまうなっている先生を
私は、実際、多く見てきました。
そうですねー。僕の園のことを振り返ってみても・・・
外から転職してくる先生も結構いまして、
前の園を辞めた理由を聞くと、
人間関係でのことが多いように感じます。
そしてその人間関係によって
自信を無くしてしまったり、という方も多いです。
人間関係、給料の問題、園の方針とか
いずれの理由にしても
辞めるという選択をしたときに
今の環境のどこかに嫌な部分があるから
辞めたいと思うわけですよね?
裏を返せば、嫌な部分がなければ
辞めたいとは思わないわけです。
嫌なことがある、辞めたいと思うということは、
本人にとってとても辛いことがある
ということなんですよね。
でも、だとしたら、その部分が解消されていたら
辞めるという選択にはならなかったのかな。と。
すぐには無理かもしれないですけど、
もし、園として解決できる部分、
変われる部分があれば、
その人はやめる必要はなかったのかな。とか思うんですよね。
そうなんですよね!!
実は私が、実際に辞める先生に
話を聞いた時、同じことを言ってました。
この部分さえなんとかなれば・・・みたいな。
そして、その嫌な部分が
どうせ変わらないんだ。と思ってしまうから
辞めるという選択肢を取るのかなと思うんですよ。
そうですよね。
いっても無駄だとか思っちゃうとね。
じゃぁどうしたら、経営者として、園として
これを防げるのかというのを考えたんです。
辞めるという選択をしてしまう先生に対して、
どうゆう関りをしたらいいのか?というのを考えるわけです。
でもそれって日ごろの積み重ねというのもあると思うんです。
だから辞めるという選択を
先生が出す前のコミュニケーションをどうするか?
というのが大切なんじゃないかと思うんですね。
でも、ぼくは経営者側で思うんですけど
変われないものも、もしかしたらあるかもしれない。
もちろん、ずっとやってきたことを、
今までやったことがないことを
どう変われるかというのも大事なんですけど。。
どうしても変われないこと、
変わるまでに時間がかかる事などは
どうお互いが折り合いをつけるか、
コミュニケーションや、話し合いを持つことで、
どんなふうに擦り合わせをするか?が、大切なのかなと。
それでも折り合いが合わなければ
お互いにとって、退職するという選択肢が
幸せなのかもしれないですが、
何も話し合いも、する合わせもしないまま
辞めるという選択してしまうことは、
もったいないと思ってしまうんですよね。
恋愛じゃないですけど。
働いてくれた方と園との別れ方みたいな。(笑)
そうゆうのがお互いが、次に進むためにも
大切なのかなと思いますね。
そう思うと、普段のコミュニケーションて
すごく大切なんだと思いました。
そうですねー。
私もそう思います。
そう考えると、幼稚園の運営する上で、
コミュニケーションて重要なことですよね。
園長だけではなく、色々な役職を行う上で、
ポイントになる部分なんだろうなと思います。
でもコミュニケーションて、
人それぞれによって価値観も考え方も、
やり方も違う。と思うんです。
そこで、そんなコミュニケーションについて
専門的に関わっているカヨさんから見て、
いいアイディアや円滑なコミュニケーションを取る
ポイントなどは、どんなところだと思いますか?
コミュニケーションというと
「伝えること」だと思ってる方が多いなと思っていて、
でも、私は、コミュニケーションて、
伝えることではないと思っています。
コミュニケーションにおいて重要なことは、
「聞く」こと。
「聞くことが先」なんです!
コミュニケーションて、
双方向のモノでもあるんですけど、
でも、双方が、言葉を伝えることじゃなくて、
想いを伝えることがコミュニケーションだと思ってるんですね。
なので、コミュニケーションは、
話し方を学ぶのではなくて、
気持ちの在り方を学ぶことなんですよね。
なるほどー。
気持ちの在り方ですか・・・
具体的にはどうゆうことでしょうかね?
例えば、誰かにその人の否定的なことを言うとき、
否定的なことを言うにしても、
相手の気持ちにどれだけ寄り添って、
相手の立場を考えて、モノを言えるか?
ということなんですよね。
自分の言いたいことをただ、伝えるんではなくて。
相手にどうなってほしいか、
相手の気持ちにまず立たないと、それはできないんです。
意外と、自分軸で考えてしまいがちで、
自分を主語にして考えてしまうことが多いんです。
もちろん考えることはいいんですけど、
その考えたことを、言葉に乗せて発するときは、
相手のことを、相手の立場をまず、考えて、喋らないと、
結果、言葉を選ばないで伝える。
ことになってしまうんですよね。
そこが重要かなと私は、思っています。
なるほど。。
どうしても伝わるように
上手く伝えることに気を付けがちですが。
自分の気持ちをうまく伝えることが重要ではなくて
相手がどう受け取ってくれるのか?を
考えて伝える方が大切ってことなんですね。
そうですね。
同じ内容のことを言うのも
言い方1つで、相手の納得してくれる度合いが
変わってくると思うんです。
本当にそうだと思います。
kayoさん今回も貴重なお話ありがとうございます。
この続きは、次回また後編でお送りしていきます!
後編も是非ご覧ください。
市村弘貴とかよさんによる 保育士向けコミュニティはこちら