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園長が大切にしてること
楽しい製作活動を企画する際には『ストーリー』という言葉を職場の合言葉にしよう
製作は経験値を積むために・・・
以前、コラムでそんな話をお伝えしました。
今回のコラムでは、製作を企画する際に仲間と良いアイディアを出せたり、楽しく企画する方法についてお伝えしたいと思います。
それは、
「楽しい製作活動を企画する際に、「ストーリー」という言葉を職場の合言葉にしよう!」
です。
製作活動を考える時、
保育雑誌やinstagramなど、いろいろなところで情報を得ることができる便利な時代です。
製作活動のアイディアを一人で考える場合も多いとは思いますが、
仲間と一緒に考えたり、意見を聞くことで、普段とは少し違った製作活動になるかもしれませんし、
考え合う中でいろいろな気付きがあったり、自分自身の保育の引き出しを増やす経験にもなるのでおすすめです♪
その際に、
「どんなストーリーをつくる?」と意見を出し合ってみましょう。
ストーリーをつくる?
・・・と、思われるかもしれませんが、保育士のみなさんが普段やっていることです😊
製作活動にストーリーをつくるとは・・・
体験を目的に製作を企画し、
・製作後、体験の時間をつくる
・こども同士のコミュニケーションが生まれる仕組みをつくる
・製作の目的や意味を共有する時間をつくる
など、その後の体験やおこること、うまれることを「ストーリー」と言っています。
たとえばこんな感じです。
先日、未就園児親子教室の運動会が行われました。
「こどもたちがなにかつくってるぞ!」
と、覗き込んでみると、折り紙とストローを使って旗づくりをしていました。
「なにに使うのかな?」
と、観察していると、
こどもたちがテラスに集まり始め、
「フレ~!フレ~!」
と、未就園児のおともだちを応援しはじめました。
壁にはこんなポスターが張ってあったり。
年長さんは小さいおともだちに体操を披露したり。
小さいおともだちを応援するために、みんなでなにかを作ったり、
「応援する」時間をみんなで共有し、盛り上がっていました♪
これが「ストーリー」です。
つくったものをみんなが見えるようにして、こども同士が違いやおもしろいところなど、話が膨らむように展示してみるのも楽しいですよね!
製作活動の前や後の体験や、こども同士でおこるコミュニケーション、次のあそびのつながり・・・
そういったものを「ストーリー」と言っています。
「な~んだ!いつも考えていることだ!」
と、思われると思いますが、
「だれかと合言葉を使って、意見を出し合う」ことは、きっとみなさんの想像以上に面白い効果がありますので、ためしてみてください😊
保育仲間と製作を企画する際には
「ストーリーはなににしよっか?」
なんて話し合ってみてはいかがでしょうか。きっと楽しいアイディアがたくさん浮かんでくると思います。
ぜひ「ストーリー」をみなさんの保育の合言葉につかっていただけたらうれしいです😊
市村 弘貴
FM FMくらら857のレギュラー番組「ひろき先生のなんでも子育て相談室」の第一回目の後日談がYouTubeで配信されました。
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