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園長が大切にしてること
こどもの年齢の枠を超えた保育♪
こどもを育むなかで大切にしてほしいことのひとつが、
「こどもたち同士育ちあう環境をつくること」
保育士とこどもとの関係もとても大切ですが、
こどもはこども同士、互いに影響を受け合います。
そして、幼稚園(認定こども園)には0歳児~5歳児のこどもたちがひとつの施設の中で生活を共にしています。
保育士が、一歳児だから・・・5歳児だから・・・
と、小さな枠の中で保育をするのはとてももったいないと思うほど、ステキな環境が用意されているのです。
つい先日、幼児組の運動会の練習風景を未満児組のこどもたちが眺めている様子が見られました♪
自然と
「がんばれ~!」
という声が出たり、
となりのおともだちと何やらお話が始まったり、
ただだまって見ている子もいたり・・・
「お兄さんお姉さんってかっこいいなぁ」
「走るの上手だなぁ」
「ぼくも一緒に走りたいな」
そのこによって思うことはさまざまでしょうが、
どんな活動をしているのか興味津々の未満児組のこどもたちの様子から、
頭の中で色々なことを考えながらみているんだろうなと、想いながら観察していました♪
そして、
かけっこをしている幼児組のこどもたちも、いつもより少し張り切っているようにも感じました(笑)
こうした環境はぼくたちの行動ひとつでつくることができます。
0歳児・1歳児・・・・5歳児・・・・と、
学年を考えるのではなく
0歳児~1歳児~~~5歳児~0歳児~~
と、すべての学年のこどもたちがつながるように
園のこどもたちを大きな枠でとらえることも、
こどもたちの育ちをさらに深めるためには必要なのかもしれませんね♪
市村 弘貴