こどもに育んであげたいチカラ

ぼくたちがこどもを育む上で大切にしていることがあります。

それは、こどもたちとの関りの中で、こどもたちの「立ち上がるチカラ」を育むことです。

「立ち上がるチカラ」とは、

こどもがたとえ困難の壁にぶつかっても自らのチカラで道を切り開いていけるチカラです。

こうしたチカラを育てるために、ぼくたちが大切にしていることは、

・『答えを出すこと』を目的とせず、こどもと関わること

・問題の捉え方や答えの導き方を考える過程を大切にすること

です。

幼児期にこうした経験をたくさんさせてあげることで、こどもたちの「立ち上がるチカラ」が育ち、

何事にも『自分事』として捉え、前に進んでいけるようになります。

そのためには、

こどもが壁にぶつかったとき、

ともだちとトラブルが起きたとき、

なにかを頑張っているとき（結果は関係なく）、

なにかを達成した時など

こどもが様々なものごと関わる際に、どういう力を育ててあげたいか、

どうしたらより「立ち上がるチカラ」が強く育つのか、

こどもと関わる大人が考え、

声をかけてあげたり、手を差し伸べたり、ときには見守ったり・・・

方法を選択してあげるとよいと思います。

毎日忙しい中、子育てや保育をしていると

ついこどもの結果に目がいってしまいがちですが、

こどもの「育ち」の過程に目をむけ、じっくりこどもとの関わり方について考えてみることで、

その子ひとりひとりに合った成長と向き合うことができるようになると思います。

まずはとどんなこどもとの関り方を見つてみますか？

市村　弘貴

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