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園長が大切にしてること

行事はこどもの育ちの場 ~発表会から日々のこどもたちの育ちを考える~

ぼくたちの幼稚園では、あと数日で発表会です。

コロナの影響で発表会が延期となってしまいましたが、

それでもこどもたちは発表会に向け、期待を持って毎日楽しく過ごしています。

幼稚園や保育園にとって発表会はとても大切なイベントです。

(もちろん他の行事も大切ですが)

 

1年間の集大成・保護者にこどもの成長を見ていただく・・・

発表会についての考え方は、園によってさまざまだとおもいます。

 

なので、こちらでは

ぼくたちが発表会で大切にしていることについてお伝えさせていただきたいと思います。

 

ぼくたちが発表会で大切にしていること。

それは、

 

・こどもの成長を保護者と共有すること

・こどもが成長できる場としての発表会をとらえること

 

こどもの成長を保護者と共有することについて、

最近ではこどもの主体性を育てていこうという考え方の園が多く、

行事の在り方についても園によってさまざまですが、

 

こどもの成長はすばらしい・こどもの成長を見ることはうれしい

 

という点についてはどの園も同じだと思います。

 

こどもの成長を園と保護者が共有すること。

こどもを育てることのすばらしさを一緒に感じること。

こどもの成長に一緒に感動すること。

 

こども、親、園がひとつになり、

こどもの成長を感じられ、こどもの成長に感動し合い、こどもの主体性を育む発表会にすることも

ぼくたちが行事の在り方を考え、こどもと行事をどう関わらせてあげるかを工夫することで可能になるはずです。

こどもたちのチャレンジにおおよろこびし、ひとりひとりタッチをする先生

ぼくたちは、

・こどもの成長を保護者と共有すること

も大切ですが、それ以上に

・こどもが成長できる場としての発表会をとらえること

を大切に、行事を考えるようにしています。

 

年度末に行われる発表会は、

この1年間、さらには、年長児であれば年少児からの3年間、0歳児からの6年間、

コツコツ積み上げたてきた経験をお見せする機会ととらえています。

 

そのお見せする経験は発表会の結果(出し物として)のために経験を積み上げるのではなく、

保育の中で、先生と、こどもたち同士で積み上げてきたものであるべきだと思っています。

そう考えると、

こどもたちが発表会へ取り組む過程も、発表会当日に起こるさまざまなことも

こどもにとっては大切な人生の経験になるはずです。

 

発表会は、結果をお見せするのではなく、保育の過程や経験をお見せする場であり、

発表会の中でもたくさん気付きや学びがあるものであってほしいと思っています。

ともだちのチャレンジを自分のことのようによろこんでいました

なので、ぼくたちにとっての発表会は、こどもの育ちの場なのです。

 

市村 弘貴

 

 

 

 

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